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分散登校の1週間

午前3時間、午後3時間。みっちり。
学級をAとBに解体して行う分散登校week1が終わる。
(あともう1week)
週半ばで,勤務校の誰しもが,
「まだ水曜日?!」と嘆息していたが,
心の底から同意。久しぶりの金曜の開放感が心地よい。

来週は専科の授業も入ってくるため,
今週ほどの強烈さはないだろうが,
逆に専科が入ってくるからこそ,
子どもたちの姿を丁寧に見るチャンスであると言える。

休校中の課題の丸つけも急務だが,
他の授業者の授業スタイル,
そして,授業中の学級の雰囲気を客観的に見て学べる機会としたい。


今日は今年度初の道徳。
一昨年度の学年を組んだ先生からの学びを,
苫野さんの『ほんとうの道徳』から学んだ理論を,
自分で実践化するチャンスと意気込んだ。

久しぶりの本時案を仕上げて挑む。
…撃沈。でも考えを練ったからこそのリフレクションができる。

【反省点】
・自分でも流れに迷いがあったところは,授業も淀む
→自分の迷いを掘り下げて,納得することがクリアになる

・子どものことばを自分のことばで解釈しすぎていた
→子どものことばを聞き切る自覚を!

・まだお客さんがいる
→学びの主人公はあなただよと言うメッセージを送り続ける
→友だちのことばの良さを教師から広げていく
→授業展開の工夫を

・正直の本質観取が甘かった
→事前に自己との対話で本質観取に挑戦してから授業に臨む

・板書
→時系列,箇条書きなら誰でもできる。思い切った板書計画を!

・問い方
→子どもがつぶやきたくなるコーディネートを。

・抽象化を積極的に
→子どものことばの価値付け・意味付けを積極的に。


【成果】
・これまで授業中の発言が少なかった子からつぶやきが聞こえてきた
→自分の課題の自覚化から入ったことが,自分ごとに繋がった

・子どもの発言と発言した子の名前を覚えることができた
→事前に自分で検討しているからこそ,子どもをつなぐことができた

・多面的に子どものことばを予想することができた
→教科書や指導要領やっぱすげー。読み込むことが大事。


今日は限界だったけど,
月曜日,
この感覚が新鮮なうちに子どもたちの道徳ノートを見てみよう。
子どもたちからも学ぶぞ。

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