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宮崎笑子
2020年5月15日 22:26
あんまり学生時代にいい思い出はない。 いじめと言わないまでも、特別に仲のいい友達がおらず、なんとなくはみ出し者だった、ずっと。 わたしはあの子が好きだけど、あの子にはもっと好きな子がいて、わたしはいつも優先されないのだ。 それなりに他者からの承認を求めるタイプのティーンだったわたしは、だから仲良くしてくれる子に追従するきらいがあった。 誘われたらなるべく予定を空けて付き合うし、楽しくな
2020年4月8日 22:02
恋愛小説を書いている。 主に、男と女がどったんばったん上へ下への大騒ぎをするものを書いている。 ラブコメ、と言うには少しコメディが足りないような気がするし、おまえは何を書いているんだ、と聞かれると「ちょっと日本語がよく分からない」って答えるしかないようなものを書いている。 二、三年に一回くらい、大きな壁にぶち当たる。 そのトリガーは自分自身だったり、他人だったりするけれど、いつも共通す