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本日の読書
自由研究には向かない殺人ホリー・ジャクソン (著)
これもamazonや読書メーターなどで超高評価の作品。
イギリスの小さな町に住む女子高生が、夏休みの自由研究の
課題として、5年前に町で起こった殺人事件の『再調査』を
するという内容。
600頁近い作品だけど、1日で読み終えた。
それだけ、読みやすく、内容も面白いということ。
先日、今の小説作品はAIでも書けるのではと指摘したし、
いろんな作品を読む中で、「これなら自分でも書けそう」と
思える小説は数多ある。
しかし、今回の作品などは、もう絶対に無理!って分かる(笑)
時系列に沿って、相当練り込まれており、破綻がない。
文学脳よりも、理系脳が必要だと感じた。
事件を『解決』するにあたっては、今風の作品らしく
Facebookや、ショートメッセージ、「友達を探す」アプリなどが
駆使されており、飽きさせない。
ただし、終盤までは「証拠の積み重ね」的な内容で、
大きなエピソードが次々に起こるといったタイプの作品じゃないので、
多少の忍耐は要ると思う。
単純に「面白かった」「凄い作品だった」と思うが、
では次回作を読みたいかといえば???かな。
星は4つくらい。
ハマる人にはどハマりすると思います。
日曜日は、朝からニュースショーやワイドショーを点けておくことが多いが
今日は、読書中ということと、あまり見たくない話題がいくつかあって
テレビは点けなかった。
一つは上島竜兵さんの自死のこと。
亡くなった翌日くらいには、もう、「笑って送ってやる」とか
彼の思い出話を笑って話すのが一番の供養だ的な風潮があって
そういうのに、僕は馴染めない。
確かに芸人ではあるし、芸人の「最期」というのは
そういうものかもしれないけど、それは普通に病死などした場合で
あって、一番の近親者である家族のことを思えば、笑って送るなど
言える段階ではないと思う。
奇を衒ったコメントも不要。
ただただ、心からの哀悼を捧げるのが一番適切じゃないのかな。
もうひとつは、美咲ちゃんのDNA鑑定の結果。
あのお母さんが、どんな様子なのか、そして、常識はずれの
マスコミが「突撃取材」などしやしないかと、気が気じゃない。
文章のコメントは読んだが、仮にテレビなどで放映されたら
僕は直視できないと思う。
そういう訳で、今日はテレビはやめて、今の時間からも
読書(次の作品)にうつります。
みなさんもよい休日の午後をお過ごしくださいませ。