就活支援・指導者が考えるべき「就活生の替え玉受験」
フリー面接トレーナーのnoriさんです✨
いつもご覧いただきありがとうございます😊
今回はいつもと違う観点で書きたいと思います。
就活生の支援・指導者側に考えてほしいテーマです。
もちろん就活生の皆さんも考えましょう!
今日は話題?のあのニュースです!
今日の【めんたいこ26】
就活界を賑わせたあのニュース
前週、就活の「WEBテスト替え玉」が事件としてニュースに取り挙げられました。
今日のテレビのニュースでも未だに報道しているのを目にすると、世間的にもインパクトのあるニュースなのがわかります。
当然のこととして、逮捕されていることからも違法性のある行為ですが、このWEBテストの「替え玉」的な行為は全ての就活生にとっては他人事ではないはずです。
WEBテストは苦手と感じる人も決して少なくなく、お金を払ってやってくれるならありがたいかもしれませんね。
替え玉の本質的な問題
今回の事件報道を受けらはじめて、「これは違法なんだ」とはっきりと認識できたのではないでしょうか。
ただ、今回伝えたいことは、「違法だから替え玉は良くない」ということだけではありません。
例えば、日本国内でも多く取り扱われているリクルート社の「SPI3」は、受験者の個々の基本的な資質を測るものとして、能力検査と性格検査があります。
これは言わずもがな、本人が受けなければ、なんの意味もない検査です。
見栄を張る行為は、バレなかったとしても、最終的に、入社後に自分が苦しむだけです。
極端に言えば、今回の事件のように、優秀な方が受けた能力検査では、本人の能力以上の結果が出ます。それは、検査結果と本人の能力に大きな差が出ること。
実際に、採用されて働いてみた時に、「期待はずれ」になる可能性を大きく秘めています😱
替え玉はWEBテストだけではない
大袈裟な話ですが、私は替え玉は行為はWEBテストだけではないと考えています。
例えば、志望動機や自己PRといった内容のコピーがそれに近いと思います。
本やネット情報を、そのまま完コピする人は少ないかもしれませんが、「この場合は、○○と言う方が良い」等の情報には食いついてしまいがちです😵💦
就活の「替え玉」から考える支援者・指導者の役割
これは、就活生を支援する立場の人たちにも言えることです。
もちろん面接トレーニングを行う私にも言えることです。
支援をするなかで、「こう言いなさい」という正解指導は、「替え玉」のそれち近いと思います。
また、彼らが履歴書やES作成で困っていると、私たちはつい、いらない手まで貸してしまいそうになります。私にも覚えがいくつかあります。
ゴーストライター的に、内容の代理考案をしたことがある人も少なくないと思います。
本来、私たち支援・指導者は、就活生の個の力を引き出すのが役割だと常々考えています。
私たちの役割は、自信が無い方が、答えを求めさ迷っているのであれば、そこに「答え」のようなものを与えるのではなく、「問い」と「ヒントとなるフィードバック」を提供することです。
何度も言いますが、面接の正解指導とゴーストライトは彼らの本来の力ではない、いわばドーピング的な行為です。
最後に
今回は、就活生へのメッセージよりも、支援・指導者の立場の人と一緒に考えたいことだと思い、少し固い内容になった気がします。
最後に述べますが、やはりこの問題の一番の当事者は就活生の皆さんです。
堅実な就活を行っていく中で、きっと良い志望先が見つかります。
不安があれば、信頼できる支援・指導者を見つけてほしいと思います。
ただし、私たちの話を鵜呑みにしてはいけません。
最後は、自分自身で「この話をしよう!」と決意してください。
その決意を応援させていただきます😊
今回はここまで。それじゃあまたね(@^^)/~~~
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