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メンタルヘルスクイズに挑戦!日本における精神疾患の現状を数字で知ろう

突然ですが、ここで問題です!

Q1. 現在、日本で推定されている、うつ病を含む精神疾患患者の数は、次のうちどれ?

A. 約1万5,000人
B. 約53万人
C. 約127万人
D. 約419万人

正解は・・・

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D. 約419万人

厚生労働省の「うつ病等に関する保険医療と福祉に関する調査研究(2020年)」によると、推計された認知症や統合失調症、躁うつ病患者は約419万人。そのうち約389万人が外来患者、約30万人が入院患者です。

実際には、症状を抱えていても診療や治療を受けていない人も多くいると予想されるため、 患者数はさらに多い可能性があります。


Q2. 仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている人は全体の何%?

A. 約10%
B. 約50%
C. 約80%

正解は・・・

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C. 約80%

厚生労働省の「労働安全衛生調査(2022年・実態調査)」では「仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている」と回答した人は、82.2%でした。


Q3. メンタルヘルス不調により休職or退職した人がいる事業所の割合は全体の何%?

A. 3.5%
B. 9.2%
C. 14%

正解は・・・

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B. 9.2%

厚生労働省の「労働安全衛生調査(2020年・実態調査)」によると、メンタルヘルス不調を理由に連続1ヶ月以上休職した労働者又は退職した労働者がいた事業所割合は、9.2%。10ヶ所ある職場のうち一つくらいは、メンタルヘルスの不調で仕事を辞めたり休んだりする人がいる、ということです。思ったより身近な問題なのです。

メンタルヘルス不調
精神および行動の障害に分類される精神障害や自殺のみならず、ストレスや強い悩 み、不安など、労働者の心身の健康、社会生活および生活の質に影響を与える可能性 のある精神的および行動上の問題を幅広く含むものをいう。

厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/kouji/K151130K0020.pdf

Q4. 日本では、自殺で命を落とす人は年間約何人いるでしょう?

A. 約5000人
B. 約2万1000人
C. 約8万人

正解は・・・

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B. 約2万1000人

警視庁の発表によると、2023年の自殺者数は21,837人、2022年は21,881人、2021年は21,007人。「健康問題」や「経済・生活問題」が主要な要因となっています。


Q5. うつ病による日本の社会的損失額はいくらでしょう?

A. 約5億円
B. 約3兆円
C. 約10兆円

正解は・・・

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B. 約3兆円

厚生労働省の報告書「精神疾患の社会的コストの推計」によると、日本におけるうつ病による社会的損失額は、約3.1兆円と推計されています。さらに、統合失調症、不安障害を合わせた3つの精神疾患による社会的損失額は、なんと約8.3兆円。
この損失額には、医療費などの直接費用だけでなく、労働生産性の低下や死亡による損失といった間接費用も含まれています。

精神疾患が経済に及ぼす影響は非常に大きく、個人のみならず、職場や社会全体にとって重要な課題であると言えます。


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