見出し画像

61 さくらんぼ推し一択!?山形・東根温泉へ

最近花見とかホテルを楽しむ旅行とか、自身の旅行のテーマが多様化してきています。

その結果、かつては必ず旅程に入れていた温泉が入ってこないケースも出てきました。

久しぶりに温泉に入りたいな、と有給をとってやってきたのが山形の東根温泉でした。

さくらんぼ東根温泉、という温泉街。東京から山形新幹線でくると、「さくらんぼ東根駅」で降りてしまいそうになりますが、違います。その一駅先の「東根駅」が最寄りです。ここは普通しか止まりません。山形新幹線で来るなら「村山駅」からタクシーが早いです。いずれにしても「さくらんぼ東根駅」が最寄りではないです。

東根駅からは15分ほどあるけば温泉街のゲートに到着。ゲートの向こうに月山が見えます。

今回お世話になったのはさくら湯さんという旅館。木造二階建ての素朴な感じの旅館です。日帰り入浴もできるみたいで地元の方も浸かりにきていました。

わたしが泊まったのは椿の間。六畳一間は1人旅には十分です。

フロントへの電話はダイヤル式!
少なくとも令和になって初めてダイヤル式電話を見ました。

窓を開ければ中庭が。さくら湯というだけあって、屋根も桜が描かれ、葉桜になってきていますがきれいに咲いた桜を観ることもできます。

お風呂はこんな感じ。誰もいなかったので撮らせていただきました。チェックインのとき、この温泉は60℃の源泉掛け流しでかなり暑いので水で埋めてくださいと言われました。わたしが入った時はもう誰かがぬるめていてくれたみたいですが、初めの方に入る人はかなり暑いそうなので注意が必要です。

朝食を用意してくれた担当の方が
昔、足の悪い人が三日ここのお風呂に入り続けたら今まで立つことができなかったのが立てるようになってすごく嬉しかった!と話していました。目に見えて温泉の効果が現れるほど改善するというのは驚きです。

泉質はナトリウム塩化物温泉だそうですが、赤みがかっているので鉄分も含まれてるのかな、と思いました。

普段わたしは旅館で食事をとることが少ないのですが、今回のプランは夕食つき。旅館の食事ってどうしてこんなに豪勢なんでしょうね。地場で採れた山菜の天ぷらや山形牛の鍋。おいしくないわけがありません。旅にでたらやっぱり地場のものをいただきたいですよね。

デザートまでおいしくいただきました。
いい温泉に美味しい食事。旅の疲れも吹き飛びます。

翌朝、駅に向かうとき寄り道して足湯に入りました。朝も旅館の温泉入ったんですけどね。源泉が湧く場所に作ったようです。三方五湖に引き続いておっさんのお見苦しい脚を見せてしまいすみません。でも気持ちいいからつい入ってしまうんですよね。

駅に向かう途中、オオタ湯という日帰り入浴施設がありました。実は10年前ここに来て入浴したことがあるんです。今回は宿泊してしまってこちらは行きませんでしたが、どうもリニューアルしたみたいなのでまた次は寄ってみたいです。

時間があったので、東根駅から南に一駅、新幹線の停まるさくらんぼ東根駅に来ました。もとは蟹沢駅といいましたが新幹線が来たときに移設して名前を変更。特産のさくらんぼを全面に出したなかなか奇抜なネーミングです。駅舎もなんかさくらんぼ感でてますね。

駅前には今まさに花まっさかりの、さくらんぼのなる桜の木が植えられています。駅前はまさにさくらんぼ一色。さくらんぼ東根温泉といい、いかにこの街がさくらんぼを推しているかわかります。でも旅館のデザートはイチゴだったな…

あとでさくらんぼ酒を買ってしっぽりいただきました。
甘くてとても飲みやすいフルーティーなお酒。さくらんぼも入ってます。これは山形来ると必ず飲んでしまうお気に入りのお酒です🍒
ほろ酔い気分で大塚愛のさくらんぼを歌ってしまいそうです。

さくらんぼの木も花盛りで、月山や朝日岳などの山々も雪を被っていてとても綺麗でした。とてもいい時期に旅できたと思います。まだ朝晩は寒いですが春の山形。是非訪れてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!

ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
サポートいただけたら小躍りして喜びます! 今後一層フットワーク軽く旅先に向かい、情報提供に努めたいと思います。 よろしくお願いいたします!