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読書の記録

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読んだ本の感想をまとめたものです
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記事一覧

金暻和『韓国は日本をどう見ているか』(平凡社新書)

これは万国共通のルールなのか?英語の勉強をしていて、たとえば「迷惑をかける」は英語で何と…

伊藤聡
1日前
18

デヴィッド・M・バス『有害な男性のふるまい』(草思社)

見知らぬ女性に声をかける男性先日、井の頭線に乗った際に、電車内で話している若い男女を見か…

伊藤聡
1か月前
39

ベル・フックス『フェミニズムはみんなのもの 情熱の政治学』(エトセトラブックス)

フェミニズムの初期衝動自信に満ちていて、堂々とした本だった。フェミニズムという思想の可能…

伊藤聡
2か月前
35

『エイリアン:ロムルス』と、2024年のエンタメのかたち

バランスよく配置されたドラマとエンタメ『エイリアン:ロムルス』は、『エイリアン』(1979)…

伊藤聡
2か月前
33

クリステン・R・ゴドシー『エブリデイ・ユートピア』(河出書房新社)

新しい世界を想像しようファック家父長制。その熱い思いで書かれた『エブリデイ・ユートピア』…

伊藤聡
2か月前
23

高橋幸『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど』(晃洋書房)

「ポストフェミニズム」ってなに?社会学者・高橋幸の著書『フェミニズムはもういらない、と彼…

伊藤聡
3か月前
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クラーク志織『ロンドンの片隅で、この世界のモヤモヤに日々クエスチョンしているよ。』(平凡社)

初対面の相手に失礼なことを言うもし『ロンドンの片隅で、この世界のモヤモヤに日々クエスチョンしているよ。』の著者であるクラーク志織さんが、たまたま私の参加した飲み会にやってきたらと仮定しよう。この記事のヘッダに載せた写真の方があらわれて、私の向かいの席に座ったとして、初めて会うクラークさんとなにか会話をしなくてはならない。さて、どんな話題で打ちとければいいのか。なるべく当たり障りのない、ふんわりしたトークテーマがほしいところだ。「イチゴとメロン、どっちが好きですか?」。ところが

とあるアラ子さんの漫画がすごくよかった、という話

ルッキズムの複雑さを描く漫画家、とあるアラ子さんの作品を読んだ。ルッキズムがテーマで、現…

伊藤聡
3か月前
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水木しげる『総員玉砕せよ!』(講談社文庫)

水木の戦争体験映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(2023)で水木しげるに興味を持った私だが、こ…

伊藤聡
11か月前
28

小川たまか『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)

百貨店と商店街私は長らく、フェミニストの女性に対して百貨店のようなイメージを抱いていた。…

伊藤聡
1年前
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こりゃ売れるって! MEGUMI著『キレイはこれでつくれます』のとてつもない破壊力を解…

10万部超えで大爆走中いま売れに売れまくっている美容本、発売後1ヶ月も経たずに10万部超えで…

伊藤聡
1年前
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石山蓮華『電線の恋人』(平凡社)

電線について語る本電線愛好家の石山蓮華が、電線の魅力について語った本が『電線の恋人』であ…

伊藤聡
1年前
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酒寄希望『酒寄さんのぼる塾日記』(ヨシモトブックス)

4人組のお笑いグループ「ぼる塾」のリーダー、酒寄希望によるエッセイ本。これが実におもしろ…

伊藤聡
2年前
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清水晶子『フェミニズムってなんですか?』(文春新書)

新書で気軽に読めるフェミニズムの入門書、という位置づけの本。読みやすく、とてもいい内容だったのでご紹介したい。フェミニズムとはどのような思想かに関する説明がまずあり、歴史と思想の変遷(第一波から、現在の第四波まで)と、現在のフェミニズムが提示していること、その解説といった内容が中心になっている。フェミニズム運動に四つの波があったことは知らなかったし、それぞれに目指した方向性の違いなど、なるほどそうだったのかと発見の多い本だった。三人のゲストとの対談も含まれており、親しみやすい