【旅のあれこれ】アートプロジェクト高崎2023 & 高崎散歩
11月26日まで開催している「アートプロジェクト高崎2023」に、玉井佐知さんの作品を観に行ってきました。
横浜からはちょいと遠い群馬県高崎市。先日の東京の個展で、以前ポートフォリオを見てからずっと気になっていた作品「humanwall」は彼女にとって大事な作品であること、高崎では会場が広かったため、この作品をめずらしく横並びに展示できたこと、を玉井さんから直接うかがいました。
「humanwall」を観たいとずっと思っていた私としては、この機会を見逃したくない気持ちが募り、行っちゃいました、高崎まで!
横浜から途中湘南新宿ライン使って片道3時間弱、移動途中に高崎在住の友人に連絡をとったら、一緒にアートプロジェクトを観ることに。彼女のおかげで、高崎での滞在約4時間が超充実、お天気にも恵まれ、お散歩を楽しむことができました!
12時に高崎駅に到着したので、早速ランチ!駅ビルにある“スパゲッティー専科 はらっぱ”で群馬名物のスープパスタをいただきました。高崎市に4店舗ある、地元民には知られたパスタ屋さんだそうです。
アートプロジェクト高崎2023は、絵画作品は建物の外壁やシャッターに、作品をプリントとしたものを貼っています。プロジェクトの公式HPで位置を確認しながら、視線を上に向けて探してみてください。
立体作品は路上やショーウィンドウの中に展示されています。
お目当ての玉井さんの作品は屋内(サファリビル)で、オリジナルを鑑賞できます。
玉井さんの作品から、俯瞰して観ると人体から力強い生命力を、重なり合うような色や形から響きを感じました。ぐっと近づくと様々な形は繊細で多様であることがわかり、ボタンを型押した模様を見つけ、こちらは何から型をとったのかしら?と、友人としばし型押し探しに夢中になりました(笑)。
この作品が染色であることを友人に伝えると、どこを取り出しても帯や着物の柄になる、と感じたそうです。玉井さんは帯のデザインもされたこともあったかと。友人は着付けのプロ、目の付け所がさすがです。
玉井佐知さんのHP
「humanwall」を観ていて思い出したのは、クリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」。染色で表現された身体の線や作品中の様々な柄(形)、個展の玉井さんの他の作品からもクリムトを連想しました。
作品をご覧になった方の感想をうかがいたいです。
この日は快晴でお散歩日和、それも無風!群馬で風の無い、こんなに穏やか日はめったにないとのこと。プロジェクトが開催されている大手前通りは、恵比寿講まつりで歩行者天国となり露店が立ち並び、いくつかのイベントが同時開催してました。
アートプロジェクト高崎2023の他の作品もご紹介します。
高崎市役所の展望フロアからは、北関東の山々がくっきり見えて絶景でした。土日でも展望フロアには入れるので、眺望を楽しんでみてください。
アートプロジェクト高崎2023は、展示数はパフォーマンスも含めて26作品。全部を見てもそんなに時間はかかりません。お散歩しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
地元住民の友人のナビゲートのおかげで、高崎での滞在を楽しむことができました。感謝!!!
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