(雑談)フィードバックスキルを上げたい
フィードバックがうまくなりたい
私は人事評価をつける部下はいないのだけど、プロジェクトチームを持つことが多かったのでチームメンバーの上司から人事評価に使うフィードバックを求められることが多かった。
今の職場もまだ半年と少しだがすでに何回か提出している。
こう何度もフィードバックを提供していると「フィードバックをするスキル」があるといいなぁ、ほしいなぁ、と思う。
いいフィードバックって?
ただ、こちらが「いいフィードバックをした」と思っていても相手が同じ気持ちでいるかはわからない。
「なんか違う」と思われているかもしれない。
それに、良いと良くないの判断が、フィードバックの対象となった相手からなされるか、フィードバックを求めた上司の側からなされるかでまた話が違ってくる。
フィードバックを求めた上司が「ありがたいな」と思ってくれることも必要なポイントである気がしている(組織だから、一応)。
一般的に言われる良いフィードバックの条件は、具体的で即時的で建設で、性質でなく行動にフォーカスしているなどがある。
それらを満たしつつ、上司にとっても本人にとっても「もらってよかった」と思われるフィードバックを提供する、これは至難の業ではないだろうか?!
フィードバックは、ものは言いよう?!
ずっと堂々めぐりしていることがある。
フィードバックは対象者の行動、言動が出発点。
ある行動を切り取った時、それを良い面からもそうでない面からも評価することができる。何を軸とするかを変えたら、ほめることも改善点として提案することもできる。
その軸の奥深さ豊富さや構成力が、フィードバックを自在に操るスキルである気がしている。
求められている内容に到達するように、軸を定める力がいるということを感じている。ならば、どんなフィールドバックが求められるかを感じ取る力も必要かもしれない。
求められているフィードバックって?
ひとまず、私の頭の中にある求められているフィードバック像を言語化してみる。
上司がしてほしいフィードバックは何種類か考えられるけども、動機として、上司からは見えてない側面をみたい、或いは、異なる視点の人から見た時に自分の持つ評価がぶれないか確かめたいなどが考えられる。
だからできる限り働きぶりが分かりやすい内容にしつつ、将来の可能性や今後の仕事のアサインの参考になるような要素を入れようかな、と考えている。
対象者本人がほしいフィードバックは、やはりモチベーションが上がる内容だと思うがどうだろう。
「見ててくれる人がいるんだ」
「そんなふうに言ってもらえると嬉しい」
そう思ってもらえる内容がいい気がする(上司を経由するとどう伝わるかわからないけど)。
プラス、成長につながるような改善のフィードバックもあるといいのだと思うけどこれが難しい。
実際には、改善を要する場合はフランクに切り込んで良いと思うけど「さらなるレベルアップを望むなら」とか「今のままでも十分だけどもっとよりよくするには」という段階になると、それを「受け取るかどうかは委ねます」という姿勢になり、ポイ捨てされるリスクもある。
別にポイ捨てされてもいいと思って出すけど、実は改善のフィードバックにこそ、フィードバックの力が試されるし、出すためには努力を要する。
捨てられたらなんか悔しい。まあ、捨てられたかどうか知ることはできない場合がほとんどだが。
求められているかわからないけど、うまくなりたいのは改善のためのフィードバックだ。
過去にもらってよかったネガティブなフィードバック
耳が痛いけどもらってよかったフィードバックを思い出してみる。
改善のフィードバックがうまくなりたい
過去のもらってよかったフィードバックは、実はもらったその時には気分が落ち込んだことが多い。
良いところとトレードオフに感じられたり、労いがなく薄情に感じられたり、なかなかうまく受け取ることができなかった。
けれど、今考えてみるとこうしたフィードバックが立ち上がる元気の源であったことは確かである。そもそも、私をよく見ていてくれて、勇気を出して伝えてくれた側のことを考えると、ネガティブなフィードバックはめんどくさいし嫌われるリスクもあるのに、むしろくれたことに感謝してよいくらいだ。
(当たり障りなく褒めてるほうが楽だよね)
フィードバックの内容とともに、渡す技術もいる。ただ渡すのがうまいだけでなく(褒め言葉で挟む的な)、信頼関係が必要ということでもある。
そんなこんなで、これからも、フィードバックが上手な人を観察して真似したいと思う。
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