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ワーママ界のアンミカを目指す!?ポジティブ変換能力を味方に。

最近、子どもに向き合う中で、特に、これから自我が出始める8歳間近の上の子との間で、「思う様にいかない」「うまくいかない」と思うことが増えてきた。

でも少しずつ向き合い方を学んでいる。

世界の見え方は変えられる

だいぶ前に、文筆家?編集者?マルチ作家?!の服部みれいさんがラジオで言っていたことをたまに思い出す。

確か…発達障害の特性のある子が増えていると言われているけど、世界や価値観が変わっている中でかつてのスタンダードがスタンダードではなくなってこれから先に必要な力を持った人が注目されているだけでは?という内容。

詳しくは覚えていないのだけど…
ざっくり例えると。

例えば…
ADHDであれもこれも注意が飛びやすいことは、機会に敏感であること。
何もかもが早く移ろう世界にそれは必要なこと。

ASDで一つのことにぎゅっと入り込むのは、
特別な何かに長けていること。
誰もが同じくできることはAIやロボットがしてくれる世界にそれは必要なこと。

ざっくりだとそんなような内容だった。
世界はただそこにあるのに、見方を変えるだけで考えまで刷新されることに目から鱗が落ちた。

上の子はまあ、それこそ発達面で不安も心配もあるけどなんだか不思議なおもしろみがあって、この独特な視点がいつか誰かの役に立つといいなと思う。怠惰なようで、実は律儀で頑張り屋さんなところもかわいい。

そして、服部みれいさんの話がずっとフックのように残っていて、最近よく思い返す。

息子への「なんで?!」を乗り切る

私が息子に「なんで?!」と思う時には、別の方向から光を当てると別の事実が見えてくるんじゃないかな?と意識的に思うようにしてみることにした。(発達障害うんぬんは関係なく)

例えば…宿題をやる前に「ゲームをやりたい」「YouTubeを見たい」と言われて

ちっとも宿題をやらないのがいつもストレスだったのだけど…

これはもしかして、息子は「やりたいことから順番にやりたい」という価値観を持っているのかも。

私は「やらなきゃいけないことから順番にやらなきゃ」という価値観を持っていた。それはそれでいかがか。

時間は有限だし、人生には適切な頑張り時というものがあるので手放しで息子を褒められない。宿題を後回しにするのは得策ではない(頭のいい子はきっとチャッチャとやってる、というか勉強のやりたい順位が高いのだろう)。

けど、「やらなきゃいけないことからやらやきゃ」とは考えない息子が私よりおもしろいヤツになる可能性はある。スマートになる可能性すらある。それはいい。

私はずっと、お弁当は好物を最後に取っておく派だったけど息子は好物ファースト。人生楽しむにはそれくらいの度胸が必要かも。

↓あれ?分かっていたことか?息子の方が先をいっている!


また別の例をあげると…

いつも保育園の下の子と小学校の上の子は一緒にうちを出て途中で別れる。

上の子はとうに1人で家を出て小学校まで行けるはずなのだが、朝はなかなかそれを認めなくて4人で家を出るか(パパもそのまま出勤または在宅)、下の子がのんびりの時はパパあるいはママと2人で家を出る。

「1人で出なよ」
と促しても朝はどうしても途中まで一緒に行きたいらしい。

甘えん坊で困ったやつ、とか、いつまでも幼くて心配だな、と思っていた。私の小学校低学年の頃はもっと自立してた、とも。

けど、「自分の力になるものは使おう」とする息子は案外逞しいのではないか?とすら思う。

私は子どもの頃、親は頼ってはいけないと思っていた。なぜだろう?朧げだけど、「女の子は、地元に残った方がいい」とか「男より学歴が高いとか収入の高い女は売れ残る」などと普通に言われる様な土地で育って土地ごと、家ごと投げ出してしまいたいと思っていた。だからだろうか、なるべく早く自立したいと願っていた。

息子は集団行動始め苦手なことも多いのに学校ですごく頑張っていると思う。行きたくないと言わないのは持ち前の律儀で頑張り屋な性質のおかげかもしれない。

朝の家族で歩いて交差点で家族でぎゅー!とバイバイを小さくするあの瞬間が少しでもその日の元気な繋がるならいっか、と思う。
どうせいつかは1人で行ってしまう。

頼りになる親でいたい、とも思うけど、別に親だけでなく先生でも友達でも何でもいいから頼れる息子はいいな、と思う。

これまで、ずっと、息子を助けてくれる人たちがいたことがその証拠で、助けを受けるデフォルトで生きているのは息子の良いところでもあるのかもしれない。(できることは増やさないといけないのはもちろん)

「自分でやらなきゃ」「頼らないようにしなきゃ」と小さい頃の絡まりを大人まで引きずってつい最近まで苦労していたのはこの私。

まとめ

こうしてみると、私が良いと思うこともそうでもないことが見え隠れしてて、悪いと思うことも別の方向から見るといいことも含んでいる。

人間そう変わらないから、違和感に出会ったときに「別の見方をしたらどうなる?」と視点を変えてみたい。

なんなら心にアンミカをすまわせてどんどんポジティブ変換して進んでいきたい。

仕事の場面でもいろんな立場の人たちの話を聞くと立場や視点が違うゆえにすれ違い衝突することも多いと気づく。そうした、違いに気づければ歩み寄り方も提案できるわけで、この訓練は育児や夫婦関係のほか仕事でも役に立ちそうだ。

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