育休中にやってみた!我が家の防災対策4選。
昨日は阪神・淡路大震災から28年。
我が家の防災対策についてご紹介したい。
全て育休中に1カ月程でやった内容だ。
かなり端折っても3000字を超えてしまった。気になるところが一個でもあれば飛んでいって見て頂けると嬉しいです。
頼りになる情報源を持つ
巷には情報が溢れている。書籍もKindle Unlimitedで読めるものもたくさんあるしYou Tubeでも震災経験者や防災士のチャネルで情報を収集できる。
地震は今日来るかも知れない。
早急に成果をあげたかったので図書館でビビっときたこちらの本1冊に頼ってとにかく一つでもやってみることにした。
著者のMisaさんの記事がこちらのサイトにも短く分かりやすく載っていた。
とにかく一つでもやっておくことがおすすめな気がしている。とっかかりを作れば時間がある時のんびりアップデートできる。
その他にやったのは東京都から配布された「東京防災」を読む、ハザードマップを見て避難場所やリスクを把握する、居住区の役所が避難場所などをまとめた防災アプリをダウンロードして現在地を登録などをしておくことだった。
首相官邸ホームページも参考にさせてもらった。我が家の防災対策がレベルアップしたらこちらでレベルチェックをしたい。
こうした大事な情報を家族にも周知したかったけど育休中はそこまでの余裕がなかった。上の子には散歩の途中に避難場所を教えたり、小さな地震の時に家の中で身を守る練習をさせている。あとはうちの電話番号を暗記してもらった。春から上の子は小学校に上がるので通学中の防災対策も必要になると思う。子ども用のグッズもアップデートしたい。
家具を固定する、中身が出てこないようにする
要は安全対策のことだ。
家具を固定する(後付けのグローゼットや棚)、ハッチをつける(廊下にある壁面収納)、耐震ジェルマットを敷く(テレビ、レンジ)、扉ロックをつける(キッチンのカップボードや洗面台の下など)など。これが、案外時間がかかった。
器具はサイズを適切に選ぶ必要があるし、装着するのに掃除をしたり時には家具を動かす必要があるからだ。
まずは寝室(家にいる時間のうち多くは寝室にいる)、次に廊下(逃げ道を確保するため)を対策し、その次にキッチンとリビングに着手した。
やっているうちに気がついたのが、実は、「物を減らす」と言うのも大事な防災対策だと言うこと。震災経験者のブログに、キッチンではレンジや皿が飛んでいたという趣旨のことが書かれていた。使っていない食器を処分したり、割れるものは低い場所に集約したり、細々したものはプラスチック容器で整理するなど、危なくない収納を心がけた。玄関手前にあるシューズクローゼットも整理して、物が散乱して通路を塞ぐのを避けるとともに少しの防災用品を置けるようにした。
防災グッズを備える
今度はモノの備えについて。
市販の防災バックも魅力的だけどMisaさんの著書に書かれていたことで、普段使っていないものは緊急時にもうまく使えないとに意見に頷き自分で揃えた。小さな子どもがいると尚のこと、さっと使いこなせないと困ると思った。今はコンビニも防災グッズがあるほど。必要なら気軽に買い足せる。
Misaさんの著書にも書いてありYouTubeなどでもすぐに見つかるのが「防災ポーチ」。どこに行くにも持ち歩ける必需品が入ったポーチで、モバイルバッテリーやビニール袋、マスク、絆創膏、ティッシュ、連絡先メモ、ペン、小銭が入っていて、LEDライトのキーホルダーとAirTagを付けた。まず防災ポーチを作ってから防災バックを作った。防災ポーチの中身は普通に使って、使ったものは補充している。
防災バックの中身は家族構成などによっても違うと思うので割愛するが、うちはクローゼットに私用、玄関に夫用の2つを置いた。私用は頻繁に中身を確認している。子どものおむつや服がサイズアップしたときや離乳食が進んだとき、お菓子の賞味期限が近いときなどに入れ替える。夫用は玄関にあり主に中身を頻繁に変えなくて良いものが入っている。防災バックとともにヘルメットとスリッパ(子どもは室内ばき)と笛を用意して寝室に置いた。避難の際は玄関にあるレインコートも持ち出す。
防災ポーチと防災バックができたら、持ち出さない防災用品、つまり自宅避難で使うものを備えた。非常用トイレ(トイレが流せない時に使うもの。トイレに置いた)、長期保存できる食品や水、身体を拭ける長期保存用おしぼり、ドライシャンプー、水を保管する袋といったものだ。長期保管用の物品はリストにして期限があるものは期限到来前に買い足せるようにした。使うことなく更新できますように。
カセットコンロ、ガスボンベ、サランラップ、アルミホイル、紙皿や割り箸、ランタン、ラジオ、ゴミ袋、マスク、乾電池など、日常でも必需品で非常時には超必需品に早変わりするものがある。そうしたものは常日頃から在庫を厚くした。スペースが貴重で我が家の断捨離はますます進んだ。
ローリングストックを回す
都内暮らしでスペース確保が難しいのでローリングストックをしている。多めに保管して使ったら補充するスタイルだ。Misaさんの著書の他に、農水省のホームページが参考になった。
お水
水は500mLペットボトル24本入りを4箱(大人一人1日3Lなので、大人3人で5日ちょい)を段ボールに入れて収納に保管し、310mLペットボトル30本入りを寝室に置いて外出時に持ち出している。その他にウォーターサーバー用のお水のストックがある。以前水の保管量の目安は3日分だったが最近は1週間分と言われているようだ。下の子が0歳のうちは液体ミルクを常備し、期限が近いものは外出や人に預かってもらう時に使っていた。その他に、子ども用には紙パックの麦茶も箱でストックして普段は外出時にも使っている。
食品
上記農水省のリストを参考に買い揃え、常温保管のものはキッチンとリビング収納に分割保管し、一部防災バックに入れた。大人にはウィダーインゼリーのようなゼリー、子ども用にはジュレなど、片手で飲めるゼリーは冷蔵庫へ。発熱した時にも使えるので重宝する。
食品は期限を記載してリスト化しておくと実物を見なくても期限がチェックできる。ただ、頻繁に補充するものは面倒なのでリストへの期限記載は省略する。
ローリングストックのポイントはおそらく、常日頃から口にしていることだと思う。賞味期限の長い食品を買って食べてみて気に入ればローリングストックに採用する。家族に評判が良いものはまとめて買ったり、リモートワークのランチで食べて良いものは数を増やしたりしてお好みのものが多くなるように最適化するのが地味に楽しい。
防災対策、ぜひアップデートしていきたい
それぐらいもうやっているよ!と言うものばかりだったら申し訳ない。
未達成の事項がある。ガラスの飛散防止フィルムを買ったのにまだ窓に貼っていない。年末大掃除でやっと窓拭きをしたところ。重い腰が上がらず今年の目標にしようかと考えている。
何せゆるゆるで始めた我が家の防災。足りないところも多い。
モバイルバッテリーやラジオやライトは上手に使えるようになっておきたい。住みやすく、すっきりした収納に向けてできることも多々ある。子どもたちの防災教育も不十分な状態だ。キャンプは得意ではないけれどガスコンロと耐熱袋を使ったサバイバル式の料理も練習してみたいし、非常用トイレも一度は使ってみた方が良い気がする。
無理なく、できれば楽しく防災対策をアップデートしたいと思っている。
♪お読みいただきありがとうございました。