今日のおうちごはん。サンタさんが去れば店頭に蒲鉾が並ぶ。家族で囲む年末年始の食卓あれこれ。
クリスマスの飾りを片付けた。
そして、晩ごはんを手巻き寿司にしようと決めていたのでスーパーへお酢と刺身を買いに行くことにした。
スーパーへ行くとすっかり正月モードに切り替わっている。
一応、本日がクリスマス当日25日なわけだが、24日にサンタさんが去ると同時にチキンが消えてお節料理がやってくる。
蒲鉾、伊達巻き、黒豆、栗きんとん、なます…
世の中は現金である。
保育園へ子どもを迎えに行き、そこから久しぶりに小児科へ行った。少し鼻水を垂らすようになったので痰切りのお薬をもらった。小児科にはツリーと門松があり、薬局にはツリーがあった。
まだ僅かに残るクリスマスの気配にほっとした。
かつて、オフィス通勤していた頃、入管カードをかざす改札のようなものの先にモミの木が2本飾ってあった。そこは、クリスマスを過ぎるとそのまま門松が置かれていた。
この切り替えがまた何とも、忙しない。
季節感を存分に味わうお祭り好きな日本人風であって微笑ましい。
オーガニックコスメの美容家でコラムニストである福本敦子さんのラジオを聴いていたら「クリスマスツリーが門松に差し替えられる」と言っていてまさにその通りだと思う。
この季節はみんなで囲む食事がよく似合う。
手巻き寿司は、子どもたちが好きな納豆、そして、ツナ、卵焼きを揃えたが、マヨコーンとたくあんを用意するのをすっかり忘れてしまった。クリスマスで油っぽいものに飽きたのか、エビフライとイカフライは人気がなかった。私はサーモンとアボガドをちびちびと。
たくさんの具を用意してあとはセルフで!
というスタイルのご飯はお皿の洗い物が増えそうだけど楽しい。
シンプルなカレーを作り、ソーセージや卵やお野菜を用意して各自好きな具をトッピングをするのもいいなと思うし、お餅を小さくして焼いてチーズフォンデュをするのも良さそうだ。
お昼なら好きな具を挟んでサンドイッチもいいだろう。
鍋物なら、我が家でダントツの人気は煮込みラーメン。
下の子がもう少し大きくなれば食卓に集中できるだろうし、メニューのバリエーションと夢が膨らむ。
今は、食卓が戦場と化すのであまり落ち着いていろんな組み合わせを試す余裕がない。
ちなみに、下の子が手巻き寿司をセッティングを見てまっさきにしたのは、海苔を大量に口に突っ込んでバリバリ、という音を楽しむこと…海苔吹雪がダイニングに舞い散った。そんなハプニングもまた、醍醐味。
(2袋セットの海苔を買っておいてよかった…)
母はかつて、クリスマスやお正月にスーパーにドカンと並ぶオードブルを買いたがった。
中には、エビチリ、揚げ物など和洋中さまざまなおかずが盛り合わせられている。
これがあれば、おかずを作らなくていいから!と主張する母であるが、オードブルがあったところで、結局、サラダや酢の物や煮物や味噌汁が作られることになる。オードブルは野菜が足りないと母は思うのだろう。
都会のスーパーは売り場が狭いからかオードブルは見かけない。
そして、野菜も取れてメインの具もあるメニューで極力楽をしたいと思う私であった。
ちなみに、皆さんはお節料理を食べたり作ったりするだろうか?我が家は年越しを過ごす義実家にお任せ状態です。