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疲れたワーママ、スタバのコーヒーセミナーに導かれる

区の催し物をまとめたパンフレットに「元スターバックスバリスタのコーヒーセミナー」なるものがあり、「ほほん」と惹かれていた。

夫に「いいね、これ」と言うと「いつ行くの?」。
意訳「おれっち、子守しないよ」

そんじゃあ、有給取って行くか!

区の催し物は、日付が限られている。
そして私の脳内にある古ぼけた勘ピューターが叩き出した名案がある。

スターバックスのコーヒーセミナーに行きたいのなら、本家スターバックスに行け!

いや、私の勘のおかげではない。以前読んでスキしまくったナカソネさんの記事のことを覚えていただけである。

そして、スターバックスのサイトを確認したら…

あった!
なんとうちからも行ける店舗で実施しているではないか。

初心者向け「はじめてのコーヒー」をそのまま予約完了。
案ずるより産むが易し。

えい!ままよ!とスターバックスのコーヒーセミナーに足を運んだ。

その日は講師2名参加者2名と、たいへん手厚く、温かく迎えられ「来てよかった〜」と、むしろ、区の催し物に渋い顔をした夫に感謝した。

参加者の方が揃うと黒いエプロンのストアマネジャーさんが挨拶してくれて緑のエプロンのバリスタさんがウェルカムドリンクを紹介してくれた。

みんなで自己紹介をして(うちでのコーヒーの飲み方など)、とってもよい雰囲気のなか、手元にあるお土産の説明を受ける。

ファイルには、スタバのコーヒーセミナーの履歴が書けて、コーヒーパスポートは飲んだコーヒーの履歴を残せる。そしてメモの紙にセミナーのメモを取ることができる。細かい説明は行ってのお楽しみということで割愛するが、これまでスターバックスに足を運んでも知らなかったことを一気に知れて次々と好奇心のドアが開いてしまった。

まずは、バリスタさんがコーヒーをドリップしてくれてコツなどを学ぶ。コーヒーの淹れ方とおいしく入れるためのポイントも説明してくれるので、それまで自分の犯してきた過ちにいくつも気づくことになる。

バリスタさんの淹れてくれたコーヒーが注がれると「コーヒーの味わい方」の説明を受ける。香りを嗅いだり、すすったり、舌の上で転がしたり…そして、味わったら感想を述べるところまでセットらしく!?コーヒーを楽しむことは「言葉を上手に使うこと」にも通じるのか!と変なところに感動を覚える。早速、感想をコーヒーパスポートにしたためる。

次は、自分で学んだことを活かす感じでドリップしてみる。今度は同じコーヒーのペーパードリップが出されておのおの、コーヒーを淹れてみた。しっかりやろうと思うと難しい。ロボットみたいにぎこちなく淹れてこれまた習ったやり方で飲んだら「おいしい!」。

けどバリスタさんによると、最初のドリップのほうが美味しかったようで、お湯の温度が〜などと分析されていた。

ついでペアリングのやり方を教えてもらう。
コーヒーごとに相性のよい食べ物があるのは知っていたがそれをより楽しむ方法があるとは。

たった2人の参加者だったので質問もたくさんできて、聞けば聞くほど深いコーヒの世界にすっかり魅了されてあっという間に1時間が経っていた。

コーヒーセミナーは種類がいくつもあるのでまた別のもの行ってみよう✨とホクホクした気持ちでスターバックスを後にした。

「日々是好日」という映画で黒木華さんが樹木希林さんにお茶を習う日々が描かれている。お茶の作法とコーヒーの作法も通じるところがある気がしてしまう。

普段飲んでいるコーヒーがよりおいしく、コーヒーを淹れる時間がよりたのしくなるといいなと前向きな気持ちになれてとてもよかった。

✏️スターバックスで手帳になんか書くことに憧れて挫折した私

✏️子ども好きすぎでエモい私とスターバックス

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