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抽象的な思考を持つと芯が強いぶれない人になる

皆さんこんにちは、しまさです。

前回「具体的に考える人ほど悩みやすい」という記事を書いたので、今回はその逆、抽象的に考える人の特徴を記事にしました。

前回と逆なので察しが付くかと思いますが、私はそういう人は芯が強く自分を持っている人だと思っています。

それでは、私がそう思う理由をお話ししていきます。
ぜひ最後まで読んでいってくれると嬉しいです。

↓ 前回の記事


①思考とはインターフェース

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか人格になるから。
人格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザー・テレサの名言「思考に気をつけなさい」の意味と教訓

こちらはマザー・テレサの名言で、聞いたことがある人も多いと思います。

思考→言葉→行動→習慣→人格→運命 の順番で流れていき、人の運命は思考から生み出されることを言っています。あくまで一つのとらえ方ですが、思考ってすごく大事だなって再認識しますよね。

ここで、この名言を参考に思考をこのように定義してみました。

思考とは、事象と行動をつなぐインターフェースである。

説明します。
例えば、「断捨離する」という事象があった時、「今必要ない物なら捨てる」という思考があったとしましょう。この場合、その人がとる行動は、「今必要であれば捨てない」、もしくは「今必要でなければ捨てる」になります。
まとめると次のような感じです。

断捨離する(事象)
→ 今必要ない物なら捨てる(思考)
→ 捨てるor捨てない(行動)

事象が思考を介すことによって、行動が決まっていますよね。

マザー・テレサの言葉にもあるように、思考から行動が生み出されるのは分かると思いますが、そのトリガーとなるのが事象だということです。

②思考を抽象化したものが哲学

学校とかで習う哲学ってよく分からないと思った人もいるのではないでしょうか?
その理由は、思考という目に見えない抽象的な世界のものを、さらに抽象化したものが哲学だからだと思います。

ソクラテスの有名な言葉「無知の知」とは、何かを知っているということは何も知らないことを知っているということですが、深いけどよく分からない人も多いと思います。

こういってしまうと哲学は良くないものと聞こえるかもしれません。しかし、自分を持っている芯が強い人というのは、その人なりの哲学を持っていると感じる人も多いのではないでしょうか?

そうだとすると、その人達はより抽象度の高いインターフェースを持っているということになります。

③哲学は抽象的であるが故に万能

前回の記事にも書きましたが、具体と抽象は包含関係です。(具体⊂抽象)

つまり、より抽象度が高い思考を持つ人はより多くの事象を包含できるようになります。

①で例に出した思考は「今必要ない物なら捨てる」としましたが、これをより抽象度を高くして、「必要最低限で生きる」にしたどうでしょうか。いわゆる、ミニマリズム的な。

抽象化前は物に対してしか適用できない考え方でしたが、抽象化後は物以外にも適用できるようになっていると思います。
例えば、買い物は必要ないものは買わない、人間関係は深く狭く、など

このように、より抽象度の高い思考はより多くの事象に対応できるのです。

ここで、②で説明したように、哲学とは抽象度の高い思考のことです。

つまり、哲学を持つ人はより多くの事象に対応できる万能なインターフェースを持っていることになるので、その結果として行動がぶれないことにつながるのです。

無知の知も理解してしまえば、何にでも適用できることが分かると思います。

④天才とは

自分を持っている人の代名詞ともいえる「天才」。
そういう人達は言わずもがな、自分なりの哲学を持っていると思います。
私もその一人です。嘘です。

ここで天才の定義を考えてみましょう。

色んな考えがあると思いますが、私は
「抽象的な理解から再現性を作り出せる人」
だと考えています。

天才って何言っているのかよく分からないですよね。スポーツとかだとやけに説明で擬音が多かったりして。だけど、本人たちにはその理解で再現性を作り出している。本当に謎です。

天才の思考が凡人に理解できないのは、かなり抽象的だからです。このことからも、自分を持っている人というのは抽象的な思考をしていることが分かると思います。

まとめ

かっこつけてインターフェースって言葉を多用してしまいましたが、エンジニアでない方には聞きなじみがないかもしれませんので、遅くなりましたが意味を載せときます。

「インターフェース」は、「接点」「境界面」などの意味を持つ、英語の「interface」を由来とする言葉です。

物理的な接点を指すだけでなく、抽象的な意味合いで使われることもあるため、広い意味で「2者間をつなぐもの」として捉えておくと理解しやすいでしょう。

インターフェースとは?言葉の意味や使い方を解説します

抽象的なことって世の中であまりよくないイメージですが、実際はそんなこともないよっていう記事でした。

以上です。
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最後まで読んでくれてありがとうございました。

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