グラレコへの道 《タロット篇》 第04回 | ペンタクルの2 Vol.01
■果てしない変化と調整、ジャグリング、レムニスケート、演者と観客 ■
タロットカード、イーチンカードなどの「思考ツール」により、気づきを引き出し、判断のキッカケを持てるようになる為のヒントを公開しています。
ライブでの、グラレコ(グラフィック・レコーディング)を目指しながら
ビジュアルノート、スケッチノートで「情報の みえる化」を行ないます。
The true Tarot is symbolism;
it speaks no other language and offers no other signs.
タロットとは、象徴言語である。
それ以外のものではない。
A:マイナーアルカナ「ペンタクルの2」
今回は、ウェイトスミス系タロットカードのマイナーアルカナ、
「Two of Pentacles:ペンタクルの2」のシンボルが、
どのような意味を持っているのかを考えていこうと思います。
①「果てしのない調整」と「絶え間ない変化」
「ペンタクルの2」のカードが、象徴しているものは、
①ジャグラーが、ジャグリングしている円盤が、空に描く形、
②背後に描かれた波の動き
などから連想してみると、
①果てしのない調整
②絶え間のない変化
というメッセージになってきます。
①すべての物事は、移り変わり無常、ゆく川の流れは絶えず変化し続ける。
②カイゼンに、満足はなく、ずっと微調整して向上すべき
②ジャグリングをする人物
このカードに描かれている人物はジャグリング(Juggling)をしています。このジャグラー(Juggler)は、手品師、宮廷道化師、おどけ者、芸人、
エンターテイナーなどを表します。
「面白い見世物を提供する」事で、「注目を集める」人物
いかなる時も「遊び心」を忘れない事が、長く続けるコツ
③2つの円盤は、レムニスケートを描く
ジャグラーが手玉に取っている円盤は、数字の8を横にしたマーク
(レムニスケート)の形を描いています。これはメジャーアルカナの
「魔術師」のカードにも、現れていたレムニスケートと同じように、
インフィニティ(無限)を表すシンボルです。
「制限なく、絶え間のない、連続した」アクション
二つの物事を、容易に手玉に取って、扱える。
( 関連記事 > ①「魔術師」の頭上の レムニスケート について )
④パフォーマーには、観客が必要である。
演者は、自分のパフォーマンスを見せて、
オーディエンスから、見合った報酬を得ます。
観客として、色々な老若男女が対象であり、たくさんの人との出会いが
演者を成長させることになります。
B:タロットからのインスピレーション
タロットカードには、閃きを触発してくれる力があります。タロットの
シンボル体系から、可能性の扉を開くヒントを読み取る事ができます。
例えば、マイナーアルカナの「ワンドのクイーン」が
与えてくれているメッセージに関する過去のノートはコチラ ↓
終わりに
このマガジンでは、タロット、イーチンにまつわるシンボルの解説を、
少しづつ、進めていきます。今回の「ペンタクルの2 Vol.01」は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、この「グラレコ への道 《タロット篇》」では、
『ウェイトスミス系タロット、トート系タロット、イーチンカード』関連の記事をTwitter、Instagram、YouTubeと並行して公開していこうと思います。
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