グラレコへの道 《タロット篇》 第05回 | ペンタクルの2 Vol.02
■背後の「うねった波に浮かぶ船」 「終わりのないジャグリング」■
タロットカード、イーチンカードなどの「思考ツール」により、気づきを引き出し、判断のキッカケを持てるようになる為のヒントを公開しています。
ライブでの、グラレコ(グラフィック・レコーディング)を目指しながら
ビジュアルノート、スケッチノートで「情報の みえる化」を行ないます。
The true Tarot is symbolism;
it speaks no other language and offers no other signs.
タロットとは、象徴言語である。
それ以外のものではない。
A:マイナーアルカナ「ペンタクルの2」
前回の「ペンタクルの2 Vol.01」に続いて、ウェイトスミス系タロット
カードのマイナーアルカナ「Two of Pentacles:ペンタクルの2」のシンボルが、どのような意味を持っているのかを考えていこうと思います。
①背後の「うねった波に浮かぶ船」
「ペンタクルの2」に描かれた人物の後ろには、うねった波に浮かぶ船が二隻描かれています。空は曇っていて、「航海に適した日」ではないように見えます。
ジャグリングをしている人物は、その「大変そうな船」に背中を向けて、
ジャグリングを続けています。ネガティブな情報に目を向けない態度にも見えますし、もしくは、この芸人は、たくさんの観客や大衆の目を、自分の芸に引き付けて、注意を散らす役割を担っているのかもしれません。
①「終わりのないジャグリング」
ジャグリングに使われている円盤、またはコインは、前回の「ペンタクルの2 Vol.01」で説明したように、レムニスケートの形を描いています。
これは「終わりのない周期的な、循環運動」を表していますが、
①太陽、月、地球の重力や引力に関連した、繰り返される「潮汐運動」
②株価チャートのように、損失と利益が上下する、金銭的価値
③弱い時期と強い時期が山あり谷ありである、運気やコンディション。
などの「波形のように、継続して揺れ動く、状況や状態」を連想させます。
悪い時があれば、必ず、いい時もある。
「好事、魔、多し」
「Lights are usually followed by shadows」
B:タロットからのインスピレーション
タロットカードには、閃きを触発してくれる力があります。タロットの
シンボル体系から、可能性の扉を開くヒントを読み取る事ができます。
例えば、メジャーアルカナの「隠者:The Hermit」が
与えてくれているメッセージに関する過去のノートはコチラ ↓
終わりに
今回の「ペンタクルの2 Vol.02」は以上となります。これからも、この
「グラレコへの道 《タロット篇》」では、『ウェイトスミス系タロット、
トート系タロット、イーチンカード』関連の記事をTwitter、Instagram、YouTubeと並行して公開していこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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