闘病 vs 個性
COCOです🎈
今の自分の状態は、どんな言葉で表現するのがいいんだろう?と、最近考えます。
私はよく「闘病」という言葉を使ってきました。それは、この病名を診断されてから、ずっと「戦闘」のような日々が続いていたから。
でも、いつものように、noteに「闘病」と打ち込んだ日の夜、「私ってこのまま、肩肘張って戦って、病気を背負っていくんだろうか。」と、頭の中をよぎるものがありました。
精神疾患には「完治」という概念ではなく、「寛解」という概念が使われることは、ご存知だと思います。適応障害も、例外ではありません。
症状が良くなったとしても、「病気とは縁が切れました!おめでとう!」というわけではなくて、「そのいい状態をキープしていきましょう。」という考え方になっていきます。
そう考えた時、間違えなく長く付き合っていくことになる「適応障害」というものを、病として捉えて「闘病」するって、ちょっとしんどくない?と、思ったのです。
そうは言っても、そんなに簡単に割り切れない自分もいます。
昔のように、バリバリ頑張れる自分に戻りたい気もするし、症状が出ている時は辛いし、薬を飲まなくても生活できるように"治して”いきたいし。
でも、こんな自分もいます。
今の自分は、前より生きやすくなっている気がするし、サポートしてくれる存在があれば、何不自由なく、生活を送ることができるし、だから「適応障害」って、自分の「弱み」なだけなんじゃないか。
病気だ、闘病だ、と、意気込むのも疲れてきたけれど、個性だ、共存だ、と、受け入れ認めるのも癪に触るんだよな、という、何とも絶妙な立ち位置。
揺れ動いています。そして、模索しています。しっくりくる言葉は、まだ見つかりません。でも、そうやって悩めること自体は、回復のひとつの証なのかもしれないですよね。
最後に。知り合いの知り合いが、摂食障害と長らく付き合っていることを、知りました。
その知り合いの知り合い曰く、「調子は、波のように、上がったり下がったりする。だから、悪い時はダメ、とかじゃなくて、それも含めて自分。」だそう。
い、いつか私も、自分の言葉で、そんな風に語れるように、な、なるのかな・・・?
COCO🎈
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?