いちどついた傷は、愛でればよい。
COCOです🎈
最近、あまり更新が出来ておりませんが、
スキしてくださる方、フォローくださる方が、
じわじわと、いらっしゃり。
いつもありがとうございます。
自己紹介ページも、そろそろまた
更新したい気持ちでおります…!
(やろうやろうで、なかなか出来ないのが
私の性格です…)
さて、今回は、キッチンに立ち
割れやすい食器を扱っていた時、
ふと、頭に降りてきたことを、
言葉にしてみました。
***
この食器が、割れてしまったなら、
もう、絶対に、元に戻すことは出来ません。
この病を患って、身が滅ぶような不安感を憶えた
私の脳みそも、きっと、
割れてしまった食器のように
完全に元に戻すのは、難しいかもしれません。
きっと、再発の不安を抱えて
この先の人生を、過ごしていくんだろうし、
病的な不安感を、感じたことがなかった頃の
自分には、もう戻れないのだと。
でも、ふと思い出したこと。
それは、日本の伝統工芸「金継ぎ」のこと。
ご存じの通り、金継ぎとは、
割れてしまった器の傷を
見えないように、修繕するのではなく、
漆や金を使って、傷を「魅せる」手法です。
割れる前よりも、金継ぎされた器の方が、
価値が高いこともあるんだとか。
〜
目の前にある食器が
もし、割れてしまったとしても、
本当に大切なものなら、継げばいい。
割れたら終わり、じゃない。
丁寧に継いだら、ひょっとすると、
割れていなかった時よりも、
もっと素敵な食器になるかもしれない。
きっと、私の心も同じこと。
身体を継ぐように、心を込めて、自分を扱えば、
輝けるようになる日が、きっと来る。
もしかしたら、継いだ傷が評価されて、
割れる前の自分よりも、
人生が、もっと豊かになるかもしれない。
***
“傷は、風景になる”
どこかで出会って、心に残っている言葉です。
COCO🎈
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