「あなたの声が聞きたくて」って。すっごく好きでしたってことなんだね。
noteで何かを書くって、ゆびで書いているけれど。
ゆびはどうしてキーボードを、押してゆくのだろうって。
たぶん、こころとゆびがひとつながりになっていて。
もうすでに、置きたい場所にゆびが動くんだって。
ゆびはそして、ちょっとときどき叫びたくなるんだなって。
noteで何かを書くって、ゆびが声になってるってことなんだって
この頃うすうす気づいている。
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からっぽの中でなにかが、揺れてる。
さっきから夢のように。薄明のあのおそろしく美しい青やゴールドに
輝く時間が好きだった。それは夜の闇へと移り変わってゆく前のほんの
一瞬だから。
あのね。
って何かを言おうかなって思って、やっぱり胸の中でのんでしまう。
卒業した大学の屋上でふたり寝ころびながら、空を見ている。
大学のキャンパスの校舎の裏手で聞こえてくる、ニニ・ロッソ。
いつのまにか、耳の中でそのメロディをすくって。
次の音を待ったりしながら、とぎれとぎれのニニ・ロッソを聞いて
いる。
なにかたどり着けない、トランペットの音を待ち続けているうちに
空がうっすらと、濃くにじんでゆく。
いるのか、いないのかふあんになって。
そっと触れてみる。
<物体の輪郭はそのものに属するのではなくて、それに接するほかの
物体の始まりである。ゆえに、絵の中には、輪郭は存在しない>
って
ダ・ヴィンチがいってるらしいけど。
絵の中じゃなくて、わたしは、いま側にいるあなたの輪郭が夜の
空気の中にまぎれてしまいそうで、ふあんになっていた。
ふいに闇に包まれると、あの日のふたりのことを思い出して、時折
寄る辺なさに包まれたりする。
ふたりは、何度も別れてなんどもつきあって、最後は結局わたしの
不義理で終わってしまったけど。
あの日わたしは、あなたの輪郭線もとぎれとぎれになっていないか、
とても気になって、なんども触れたくなっていたんだと思う。
そしてときどき、話しかけてくれるそのしゃがれた声が、耳に届くと
安堵して眠たくなって、夜風を感じながら眠った日の腕の冷たさが
すこし懐かしいけれど。
声が聴きたいって。
不滅の愛の言葉だなって。会いたいよりも声が聴きたいって魅惑の
フレーズだと、ひとりわがままに思っている。
noteはじめてみたら、いろいろな方と知り合って。
いろいろな方の文章やクリエイトされているその作品に出会う度に、
あの人に出会えたっていうよろこびはあったけど。
でも最近みなさんの声を聞くようになって、声って、そのひとが
時間を重ねてきた、履歴なんだなって想った。
優しい履歴、温かい履歴、負けないよっていう履歴、嘘をつけない履歴
普段着が好きですっていう履歴、声を聞いてほしかったっていう履歴。
では行きます!大好きなみなさんの声を紹介します!
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いつもその声に癒されてます!自分の強みってなに? って気づかせて
くれながら、あなたのままでいいよってやさしい声をかけてくれる
NAOTOさん。
そして、ももゼロユニットのももさんは、歌を歌っていらっしゃいます!
ももさんの声をはじめて聴いた時、わたしの中でももさんの最後の輪郭線が
つながった気がしてうれしかったです♥♡
ぶったまげました。あるさんの声。いつものコメント欄のボケ方を覆すような、なんていうか思いのほかイケボで、コメ欄ではイケボイケボと女子の方達が虜になっていました、そんな納豆な休日のあるさんです♥♡
そして、kikiさん。いつもコメント欄で仲良くさせていただいて、夜中までちゃんと笑わせてくれるのに。kikiさんの歌声はファン急増中に間違いなしです。だって、巫女さんの麗しき歌声ですから。kikiさんでは、どうぞ♬
そして、最後になりましたが。先日な、なんと。わたしのエッセイが、匡成さんによって、朗読されました!ほんとうに感謝申し上げます。匡成さんの
声ってすみずみまで優しくて。ほんとうにわたしの言葉ですか?これはっていう気持ちになりました。恥ずかしい思いと感謝の想いでいっぱいです。
ありがとうございました🙇
今日の
は、
♬藤田麻衣子さんの その声が聞きたくてです。
どうぞお聞きくださいませ♬
沈黙が ふたりのあわい つつみこむとき
どうしてって 砕けた声が くだけたままで