~わかりやすいイタリアワイン~イタリアを代表する品種、サンジョベーゼとはどんなぶどうなのか?
イタリアワインを語るうえでは欠かせないブドウ品種のサンジョベーゼ。
イタリアで最も栽培面積が大きく、最近では海外でも栽培されており
イタリア産以外でも見ることが増えてきました。
そんなサンジョベーゼはいったいどんなブドウなのか、起源、特徴をまとめました。
・サンジョベーゼの起源
起源は16世紀。トスカーナで生まれたとされています。
ラテン語の: sangius(血液)と Joves(ジュピター)の合成語。
先祖は、チリエジョーロとカラブレーゼではないかとされている。
遺伝的に不安定で枝変わり(突然変異)が出やすい。
・特徴
エレガントな酸味としっかりとした渋みあり、単体ではライトボディかミディアムボディくらいのものが多い。
ブレンドされることによってしっかりしたボディのワインも作られる。
香りはスミレ、サクランボ、イチゴなどの香り。
・銘醸産地
イタリアのトスカーナ地方が最も有名な産地。
中でも有名なのはキャンティ地区。
銘醸ワインとして以下のものがある。
・キャンティ、キャンティクラシッコ、キャンティリゼルヴァ
・ブルネッロディモンタルチーノ
・ロッソディモンテプルチアーノ
・ロッソディモンタルチーノ
・モレリーノディスカンサーノ
・料理との相性
やや軽めの料理、お肉料理と相性が良い。
現地イタリアではキャンティとビステッカ(Tボーンステーキ)またはトリッパ(モツのトマト煮込み)が定石とされている。
普段の食事で合わせやすいものは、餃子やトマトを使った煮込み料理、焼き肉、キムチ鍋など少し酸味のある料理で軽めのお肉料理などに合う。
是非色んなサンジョベーゼに出会ってみてくださいね!
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