見出し画像

『4321』をそれなりに読んだ感想。

 明日も早いんだから寝ないとと思いつつ、一人、ダイニングテーブルで4日間サボり倒した日記を書いて、もう寝ようかなと思いつつ、読みかけの『4321』をペラリと開いたら、やっぱり引き込まれてしまった!オースターワールド!
 あっぶないと、閉じたけど、その時にはかなり時間が過ぎていて、それなりに物語も進んでいた。
 すでに読む前にある程度の予備知識を入れておこうと、ネットであらすじやら調べておいたけど、一気に登場人物が流れ込んできて、同時に物語も進んでいく。正直、物語はつかみきれていないのに嫌な気はしない。これがオースターの作品だと、久しぶりの感覚に狂喜した。
 ちなみに話の内容は非常に複雑です。

 4つのifの話ですので、普通の小説の読み方では到底、追いきれません。第一章だけ4つの物語を並行して読みましたが、すでに頭がパンクしています。4つのうち、お父さんが死んでいるのが1つあって、お兄さんが死んでいる、もしくは行方をくらましているパターンがそれぞれ1つずつあり、登場人物も全て、1つの出来事で人生が変わり、人柄も変わっています。
 1つだけ確実なことが言えます。図書館に延長依頼をしないと、とても800ページは読めません。
 早くおじいちゃんになって、読書三昧の日々を過ごしたいです。年金ください。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集