芥川龍之介『鼻』
登場人物
・禅智内供(ぜんちないぐ)
主人公。50歳。職業、僧侶。
顎の下まである長い鼻がコンプレックスで悩んでいる。
・中童子
内供の弟子。内供の鼻を粥に落としたことがある。
・長楽寺の供僧
震旦から渡って来た医者。内供の弟子に鼻を短くする方法を教える。
あらすじ
禅智内供は顎の下まである長い鼻がコンプレックスである。表面上では気にしてないという顔をしているが、実は鼻を短くするためにあらゆる方法を試していた。ある時、内供の弟子が京の医者から聞いた鼻を短くする方法を試すと・・・
感想
すべてのコンプレックスを持つ人が内供に共感できると思いました。
結局、気にしないことが一番良い対処法だと思うが、それがまた難しい。
出典
芥川龍之介『鼻』(青空文庫)
底本
芥川龍之介全集1(ちくま文庫、筑摩書房、1986(昭和61)年)
文責:(松)
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