休職中に役に立った本 #適応障害 #休職中
こんにちは。
今回は、前回のnoteで宣言した通り、休職中に役に立った本を紹介します。
休み方はお医者さんに指導されていたのですが、どうやって過ごそうと思い、手に取りました。
読んで実践してみると、私にはとても合っていて、みるみるうちに回復しました。
※あくまでも「私に合っていた」ので、お医者さんのお話を優先してください。
まずは、前提条件として、私の状況について簡単に記載します。
現在の状況、休職中の過ごし方
・適応障害のため、休職中。
・当初の期間では、症状が改善しなかったため、延長して休職中。
・延長が決まった段階で、今回紹介する本と出会う。
・休職中の過ごし方は、「①何もせずにとにかく休む➡②好きなことをやる➡③復職に向けて通勤練習する」とお医者さんから言われていた。
・実際の過ごし方(延長期間)は、「とにかく寝る➡自炊・掃除・散歩など穏やかに過ごす➡通勤練習する」
本の紹介
元自衛隊メンタル共感が教える 心を守るストレスケア / 下園壮太
休職延長になり、どう休んだらいいのか分からなくなったときに、出会った本です。
Amazonにて「病院に通っているけどなかなか良くならない人、復職したい人に読んでほしい」と書いてあったので、読んでみることに。
ストレスに関する説明から、ストレスケアの方法、ケーススタディや、周りの人の心が疲れているときにできること…など、ストレスケアは、これだけで十分と言えそうな本でした。
とにかくダラダラして、とにかく寝て過ごす、何もしない。
というストレスケアがあるのですが、これが本当に効果がありました。
休みだと、ついつい何かやらないともったいないような気がするし、どこか自然があるところに行ったら改善するのではないか、と思っていました。
ですが、本当は何もしない・とにかく寝ることが最高の薬になるのだと教えてくれた本でした。
中身が充実している分、読むのは少しハードだったので、ストレスケア(寝る・何もしないが書かれている章)だけ最初に読み、回復が見られた段階でストレスの仕組みについて読んでみました。
(周囲の人はどう対処すべきか、も書いてありました。この章はまだ読めていませんが、心が疲れている人が周りにいるという方にも向いている本だと思います。)
メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術 / わび
メンタルダウンの対処として、先ほどの下園先生の方法をわびさんも実践していたようです。
この本は、復職が近くなり、通勤練習をしているときに読みました。
「どのようにメンタルダウンしたか」が前半に出てくるため、メンタルがダウンしているときには、読みませんでした。
復職後、どのように過ごすかなどを知ることができ、復職への準備に向けてとても良い本でした。
あとがき:過去の自分は復活することはなさそう。元に戻れないけど、新しくはなれる。
何か悪い状態から、元の状態に戻るときに「復活」と言う言葉を使うと思います。
今回の適応障害の休職を経て思うことは、復活はない。ということ。
うまく言葉にはできないのですが、元気にはなった自負はあるのですが、元の私には戻れた感じはしないのです。
なんとなく、適応障害で休むことになった時点で、当時の私は一回消えている感覚。
メンタルダウンになった瞬間に、リセットボタンを押している感覚なのです。
一度リセットしたら、元に戻ることはない。というのが、現在感じていることです。
それと同時に、1回死んで新しく生まれ変わったという方が、今の私を表現するのにぴったりです。
元に戻ることはできないけど、新しい自分で、病気とともに歩んでいこうと思います。