051. 『7つの習慣』について(Vol.1)
関連するのは、自己啓発本についての011回と習慣についての048回。
自己啓発本には、昔から興味があった。最近『7つの習慣』を解説した本を読んだので、簡単にまとめてみる。『7つの習慣』は、聖書の次に世界中で読まれている本だと言われている。自己啓発系の本の内容のほとんどは『7つの習慣』に当てはめて考えることができるらしい。
「7つの習慣」とは、依存から自立、相互依存へと成長するための習慣である。習慣には「私的成功の習慣」と「公的成功の習慣」がある。
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始まる
第3の習慣:最優先事項を優先する
第4の習慣:Win- Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
第7の習慣:刃を研ぐ
このうち第1、第2、第3の習慣は「私的成功の習慣」、第4、第5、第6の習慣は「公的成功の習慣」と位置づけられている。
「7つの習慣」を習慣にして成長の螺旋を登っていく。
「主体的である」というところから自分は始めないといけないと思った。
自ら進んでいろいろなことにチャレンジするためには、主体的である必要がある。
インサイド・アウトという発想の転換が重要。
また、習慣の中で重要となるのは、直近の問題ではないが、長期的視点でみれば有用なことをすることらしい。「読書」がその典型例だと思う。読んですぐに効果は得られないが、あとあとになってから予期しない形で必ず自分を支えてくれると思う。そういった役に立つかどうかの視点を超えられるのが教養である。
最優先事項を優先させるということは多くの人ができない。先送り魔にならないように。気をつけよう。