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私と彼のこと(2年目)

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2022年2月の記事一覧

私と彼のこと(594)-ベビーベッド-

長男A(彼の父親)が、彼の弟のためにベビーベッドを組み立てていた。
組みあがったものを見て、自分が使っていたときのことを思い出したのか、彼はよじ登って中に入ろうとする。
あなたのためのものではなく、明日やってくる弟用だよと説明されたがキョトンとしていた。

コロナ禍以前であれば、入院先にお見舞いに行き、お母さん(Rさん)と弟が一緒にいる姿を見ることで、自分に降りかかった事態を少しずつ理解をしていっ

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私と彼のこと(593)-今のところ順調-

私と彼のこと(593)-今のところ順調-

彼がRさんと離れて過ごす2日目。
これまでも、遊びの場面はもちろんのこと、食事・排泄・着脱・入浴などの生活援助の場面でもRさん一人に依存しないようにしてきたので、あまり混乱は無い。
入眠だけは長男A(彼の父親)が一人で担当しているが、それ以外では私と妻(彼の祖父母)も無理なく分担を受け持っている。

Rさんの退院が来週の月曜日(28日)と決まった。
日中、Rさん一人で彼と弟のお世話をしなくてはなら

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私と彼のこと(592)-お兄ちゃん-

私と彼のこと(592)-お兄ちゃん-

彼がついにお兄ちゃんになった。
赤ちゃん返りするのかな。
それもまた楽しみ。

とりあえず、Rさん(彼の母親)が退院するまで、これまで以上に丁寧に彼のお世話をしないとならん。

私と彼のこと(591)-こぼす-

彼はスプーンの扱いがそれなりに上手になってきたけど、まだ当然、手づかみ食べと並行しているし、こぼすことも多い。
裾に折り返しが付いた、いわゆる「お食事エプロン」は(個人的にはあまり好きではないのだけど)必需品といえる。

今のところは、彼が盛大にこぼしながら食べることを許容できている。
でも、これには物的・人的・心理的な余裕が必須だ。
汚れてもよい場所や服装が確保されていないと難しいし、片付けや掃

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私と彼のこと(590)-ユーモア-

私と彼のこと(590)-ユーモア-

気になってちょっと調べてみた。
イギリスのブリストル大学が主導する国際的な研究チームが行った調査によると…

◆一部の赤ちゃんは生後1カ月の時点で特定のユーモアを正しく理解
◆推定50%の赤ちゃんは生後2カ月の時点でユーモアの感覚を持っている
◆推定50%は生後11カ月までに何かしらのユーモアを感じさせる行動をする
◆一度ユーモアを生み出すことを覚えた赤ちゃんは、その後も繰り返し面白いことを言った

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私と彼のこと(589)-乗る・載せる-

私と彼のこと(589)-乗る・載せる-

個人的にはあまり好きではないのだけど、定番の玩具に井形ブロックがある。
私があまり好きではない理由を書くのは別の機会に譲るとして、定番になるだけあって優れたところも多い。

はめ込むときも、抜き外すときも適度な抵抗があって、彼くらいから3歳くらいまでの子どもにとってはちょうどよい。
そして、形作ったものを手に持って遊ぶときにも把持しやすく、また落としたりぶつけたりしても破損や怪我の心配が少ない。

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私と彼のこと(588)-リフォーム完了-

私と彼のこと(588)-リフォーム完了-

リビングダイニングのリフォーム工事が終わったので、別室に移動させていた家具を戻した。
彼の遊びコーナーも再設定したのだが、彼はものすごい勢いでプレイマットを部屋の中央に引きずっていった。

きっと「こんなに広々しているのに、僕のコーナーは何故そんな端っこなのか」と憤慨しての行動なのだろう。
主張がハッキリしていて、いいね。

私と彼のこと(587)-グローブ・ジャングル-

私と彼のこと(587)-グローブ・ジャングル-

15~6年前を境に、公園から姿を消していった遊具の一つにグローブ・ジャングル(回転ジャングルジム)がある。
Rさん(彼の母親)を定期検診に送っていった先で、たまたま見つけた小さな公園には残っていた。

正確な対象年齢は判らないが、1歳半の彼が一人で遊ぶのは明らかに設計者・設置者の想定外だと思われる。
通常、公園遊具は6歳以上を対象としていて、2~6歳は大人と同伴で遊ぶことを想定されていたと記憶して

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私と彼のこと(586)-語彙-

私と彼のこと(586)-語彙-

彼が発する言葉で、私が理解できるのは以下の通り。

パッ(パン)
ブーブー(自動車)
オッオッオーッ(エイエイオー)
ゴー(ガオー=恐竜)
ヂャイヂャーイ(バイバイ)
ウンッウンッ(肯定の意思表示)

長男AやRさん(彼の両親)に尋ねれば、きっともっと多いと思うが、いずれにしろまだ割と少ない。
まだ個人差が多い時期なので、それほど心配はしていない。

むしろ、現状の多彩なボディランゲージ(ベビーサ

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私と彼のこと(585)-プレイマット②-

私と彼のこと(585)-プレイマット②-

ちょうど家族が皆自宅にいるときに届いた。
彼は目にした瞬間に、自分のために届いたことを理解して歓声をあげた。

さっそく広げると、私の手を引いて、一緒に遊ぼうと誘うので、しばらく付き合った。
しかし、マットの上を延々とミニカーを走らせるのは、姿勢的にかなりキツイと思い知った。
子どもって、なぜあんなに長時間遊んでいられるのだろうか。

私と彼のこと(584)-ひいばあば-

私と彼のこと(584)-ひいばあば-

義母と義弟(彼の曾祖母と叔父)がRさん(彼の母親)と彼を近隣の公園に連れて行ってくれた。
かなり広いので、最近活発になってきた彼が疲れるまで遊ぶにはちょうど良いのだが、小高い丘の頂上にあって徒歩で行くには遠いので、Rさんだけだとちょっと辛い。
写真はRさんが送ってくれたもの。

Rさんはかなりお腹が大きくなってきたし、義弟はハンディキャップ持ちなので、どちらももう彼の動きにはついて行けない。
…と

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私と彼のこと(583)-プレイマット-

私と彼のこと(583)-プレイマット-

最近、彼は恐竜と同じくらい自動車や電車に夢中である。
子育て支援センターに来ると、長い間集中して、道路や線路が描かれたプレイマットの上で乗り物の玩具を動かしている。

先日、リフォームしたリビングダイニング用にカーテンを探しに行ったときも、お店で見つけた大きなプレイマットが気になって、動けなくなっていた。

…ということで、じいじはうっかりプレイマットを購入してしまいました。

私と彼のこと(582)-シャボン玉-

私と彼のこと(582)-シャボン玉-

加工のせいで判りにくいけれど、シャボン玉を追いかける彼。
シャボン玉そのものよりも、地面に落ちて割れた後に現れる黒い染みの方が気になるみたい。

私たち大人にとっては当たり前すぎて意識することができない不思議なできごとに、彼の世界は満ちているのだろう。

私と彼のこと(581)-パーイ!-

家族が、ゴミを捨てたり、ものを投げたりするときに「ポイ」と言っているのを真似して、彼は「パーイ!」というかけ声を覚えた。

ボールを投げるときも「パーイ!」
お風呂の玩具を浴槽に投げ込むときも「パーイ!」
ゴミ箱に食べ終わったパンの空き袋を捨てるときも「パーイ!」

そして、気に入らない献立が食卓に載っていたときも「パーイ!」
もちろん、怒られます。