私と彼のこと(589)-乗る・載せる-
個人的にはあまり好きではないのだけど、定番の玩具に井形ブロックがある。
私があまり好きではない理由を書くのは別の機会に譲るとして、定番になるだけあって優れたところも多い。
はめ込むときも、抜き外すときも適度な抵抗があって、彼くらいから3歳くらいまでの子どもにとってはちょうどよい。
そして、形作ったものを手に持って遊ぶときにも把持しやすく、また落としたりぶつけたりしても破損や怪我の心配が少ない。
彼は、箱型に組み合わせた中に、人型のブロックを入れて動かす遊びを繰り返していた。
ミニカーがお気に入りであることは、数日前にも書いた。
彼自身がドライブを楽しみにしていることも、何度も書いている。
四輪カートに乗ったり、引き綱のついた段ボール箱の中に入って、大人に押してもらったり、引いてもらうのも大好きだ。
逆に、カートや箱の中に人形などを載せて、押したり引いたりしていることもある。
これらの遊びを大人から見ると、同じ機能を持っていたり、似た形状のものを自動車(?)に見立てて、乗ったり載せたりしている遊びとして一括りにすることもできる。
(もちろん、別の視点もある)
でも、彼の思考や感覚からは、それぞれ別個なのだろうか、それともやはりつながっているのだろうか。
実に興味深い。