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私と彼のこと

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私(じいじ)と彼(孫のNくん)の成長記録。
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2020年11月の記事一覧

私と彼のこと(133)-シフォン布-

私と彼のこと(133)-シフォン布-

Rさん(彼の母親)に頼まれてシフォン布のセットを取り寄せた。
彼との遊びに使いたいとのだったので、じいじが喜んで支払いました。
(…というほどの値段でもないのですが)

ところで実はこれの正式名称を知りません。
素材としても、「シフォン」という人も「オーガンジー」という人もいて、どっちが正しいのかよくわかってません。

わらべうた遊びなどに重宝するので、保育関係者にはなじみの深い素材だと思います。

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私と彼のこと(114)-視界-

私と彼のこと(114)-視界-

首が座り、固視・追視も上手になった結果、彼は縦抱っこを好むようになってきた。
自由に首と目を動かして、周囲を観察することが楽しい様子。

これから、寝返り、お座り、ずり這い、高這い、つかまり立ちと身体的な発達が進むにつれ、見えるもの手に取れるものも増えていく。
そうして彼の世界は広がっていく。

私と彼のこと(115)-爪②-

私と彼のこと(115)-爪②-

彼の薄くて可愛いピンク色をした爪。
しかしこれがなかなか鋭い凶器なのだ。
彼の両親が、3~4日に一度切っているようなのだが、新陳代謝が良いせいか伸びるのが早い。
抱っこしたときに、腕や脇腹を掴まれることがあるが、チクリと刺さって痛いのだ。

家族は皆、猫に爪を立てられることにも慣れているので、どうといったことは無いのだが、彼自身の顔を傷つけてしまうので、用心して頻繁に切ることになる。
何度か試して

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私と彼のこと(116)-よだれかけ-

私と彼のこと(116)-よだれかけ-

今どきはスタイというらしい。
でも、スタイは商品名が通称化したもので、英語圏では通じないとのこと。
英語ではビブというのだそうだ。

彼の父親(長男A)はとてもよだれが多くて、2歳位までよだれかけをしていた記憶がある。
タカイタカイが大好きだったのだが、喜んで笑うと大量のよだれが流れ出るので、私の顔がいつもベチャベチャになった。

彼はこれまで、あまりよだれが出なかった。
そういう体質なのかな、と

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私と彼のこと(117)-口に入れて確かめる-

私と彼のこと(117)-口に入れて確かめる-

このところ彼は手に掴んだものを口まで持っていけるようになった。
よだれかけやガーゼタオルや歯固めの玩具を盛んに口の中に入れている。
視覚が発達した大人ならば目で見て確かめるところを、彼は今一番敏感な唇や舌の感触で確かめているのだろう。

大人が目で見たものから刺激を受けて、感情が動いたり、思考が励起されたり、身体の生理的な反応が呼び起こされるのと同様に、乳児期は口の中に入れたものから様々な刺激を受

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私と彼のこと(118)-おはなししましょう-

私と彼のこと(118)-おはなししましょう-

彼が目を覚ましているときに顔を覗き込むと、目を合わせニコニコと微笑みながら、「アー」とか「ンックー」とか「ブジュー」と声を出してくれる。
声に強弱を着けたり、音を高低させながら「アーアーアーアーアー」と、かなり長く発声するようにもなった。

まだ喃語へと移行する前のクーイングの段階だが、私がオウム返しすると表情を変えて、再度声を出してくれたりもするので、何だか会話が成立しているような気がしてきて嬉

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私と彼のこと(119)-叔父さん似-

Rさん(彼の母親)から、お散歩に出るとご近所のお婆さんたちから「可愛いね」と声をかけられることが多いと報告があった。

長男A(彼の父親)はさほどでもなかったが、次男Hは、近所のお爺さん・お婆さんに異常なほど愛想が良くて人気者だったな、そういえば。

私と彼のこと(120)-散歩②-

私と彼のこと(120)-散歩②-

今日は、彼の機嫌が少し悪かった。
お腹も空いていないはずだし、オムツも汚れていない、とRさん(彼の母親)が困っていたので、彼と二人で散歩に出かけた。
ややお疲れ気味のRさんと妻(彼の祖母)は、家に残って休憩。

普段ならすぐにご機嫌になるのだが、今日の彼は戸外を歩き始めてからもしばらくの間、やや落ち着かなかった。
薄曇りで涼しく、彼を抱っこして歩いても気持ちが良かったので、普段より遠くまで出かけて

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私と彼のこと(121)-発熱-

昨日あたりから、どうも彼の機嫌が悪い時間が長いと思っていたら、発熱。
初めてのことなので心配。
でも、私たちがオロオロするとRさん(彼の母親)に余計な負担を与えてしまうので、努めて平静を保つ。

私と彼のこと(122)-発熱②-

私と彼のこと(122)-発熱②-

結局、一晩寝たら彼は平熱に戻っていた。
とりあえず一安心。
念の為、Rさん(彼の母親)は一日仕事を休んだ。

私たち(彼の両親と祖父母)は皆、保育所勤務なので、彼の体の心配と同時に、職場に感染症を持ち込まないように細心の注意を払わなければならない。

写真は、私と彼が遊んでいるところをRさんが動画撮影してくれたものから切り出した。
加工してあるのでわからないと思うが、自分の手がものすごく「おじいち

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私と彼のこと(123)-帰省-

私と彼のこと(123)-帰省-

まだ彼は私の両親(彼の曾祖父母)に会ったことがない。
自動車で2時間弱の距離なので、感染症の心配がなければ、もうとっくに行き来しているはずだ。
比較的、感染者が多く出ている地域だし、私たち(彼の両親・祖父母)がみな保育関係者なので、ずっと控えてきた。

最近の感染者数の推移を見ると、年末年始の帰省も諦めざるを得ない。
残念だけど、仕方がないな。

私と彼のこと(124)-「ノー」と言える人-

私と彼のこと(124)-「ノー」と言える人-

彼には「ノー」と言える人に育ってほしいと願っている。
それは彼自身や、彼がこれからの人生で関わる人の尊厳を守る力になるから。
そのためには、彼が「ノー」と意思表示したときには、それを最大限尊重しなければならないと考えている。

具体的には、こちらに悪気が無くても「ノー」と表現されたら、その関わりは即座にやめる、ということだ。
何度も「ノー」と言わせないということだ。
彼に、自分が発する「ノー」には

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私と彼のこと(125)-笑い声-

最近、彼はハッキリと声をあげて笑うようになってきた。
実に、実に可愛らしい。
最近のツボは、手や顔を遠くから近づけながら「シューーッ」と音を立てて息を吐くこと。
喜んでもらいたくて何度でもやってしまうが、結構疲れる。

私と彼のこと(126)-体調管理-

彼の父親(長男A)が発熱でダウン。
長男Aも保育所勤務なので、解熱後しばらくは出勤できない。
同僚の皆さんにご迷惑をおかけするが、土日を挟んでいるのが不幸中の幸いか。

私も20代の頃、つまり子どもたちがまだ小さい頃はよく風邪をひいていた。
30代後半くらいから、滅多に寝込んだりすることがなくなった。
どんな変化があったのだろうと、振り返ってみるが、何も思い至らない。

すっかり基礎体力が落ちた、

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