職場の休憩時間が苦手
職場が9月に入って席替えをしてしまい、班が変わってしまったので、いつも一緒にお昼ご飯を食べていた人たちを離れてしまった。
この年齢で席替えに一喜一憂するとは思わなかった。
楽しい愉快なお昼休憩から孤独なひとりぼっちなお昼休憩に戻った。
今の班でもよく話しかけてくれる人はいる。
みなさん、コミュニケーション能力が高い。
でも一緒にご飯を食べる仲にはなれない。
最近は、おしゃべりを楽しむ昼休みを過ごしてた私だが、ひとりで過ごすのも苦ではない。
それなりに楽しんでいる。
今の会社はお昼休憩の1時間以外に3時頃に15分の休憩時間がある。
この15分休憩が苦手で…。
トイレに行くぐらいで、あとはやることがない。
事務所の自分の席に座ってボーッとしてたら、周りから「ちゃんと休みや!」と怒られる。
ボーッとしているだけなのに。
PCの前にいると仕事をしている風に見えるらしい。
なんていうか、とてもホワイトな企業である。
仕方ないから休憩室でボーッとしている。
スマホを見ながら過ごせばいいのかもしれないが、ずっと仕事で画面を見ているので、あまり休憩時間にデジタルな画面を見たくない。
休憩室では各々好きなように過ごしている。
おしゃべりを楽しんでいる方、スマホチェックしている方、コーヒーとお菓子を片手にティータイムを楽しんでいる方。
3時なのでティータイムにはもってこいな時間帯。
コーヒーを飲んでいる方が多い。
みんな家からインスタントコーヒーを持ってきて、会社のウォーターサーバーでお湯を注いで、コーヒーを作っている。
だから15分休憩時の休憩室ではコーヒーの良い香りが充満している。
私はこのコーヒーの香りを感じながらボーッとしていることが好きなことに最近気づいた。
自分はあまりコーヒーは飲みたいと思わないが、香りは好き。
コーヒーを飲むなら牛乳を半分注ぎたい。
3時の休憩室は喫茶店に早変わり。
コーヒーの香りがとても落ち着く。
私は「休憩を取る」ことが苦手だ。
一度集中すると、のめり込んでしまう。
これを過集中というのか。
集中力が切れるまで、ずっと続けたくなってしまう。
それでしんどくなることが多かったので、強制的に全員休ませる休憩は、私にとっても、おそらくありがたい制度。
頭も気持ちも切り替えられるし、休憩したほうが仕事のクオリティもあがるだろう、おそらく。
たぶん休憩時間がなければ、ずっと座り続けて、PCを見つめているような気がする。
この15分休憩が終わったら定時まではあっという間に時間が過ぎる。
頭の中は定時までのカウントダウンが始まる。
定時まであと○分!今日の晩ごはんは何を食べようかなー、そんなこと考えたり。
もちろん定時まで仕事はちゃんとやってる…はず。
15分休憩を取らせてくれるなら、その15分、早く帰らせてほしいなぁとちょっぴり思ってしまう私であった。