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心癒すオムニバス短編小説集

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3~5分程度で読める短編小説を綴っていきます。 ふと心が渇いた時に覗いて頂ければ幸いです。
これからいくつもの物語を創り上げていこうと考えております。それを皆さんと共有できればそんな嬉しいこ…
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#短編小説

短編小説その12「マイ・スウィート…ゴースト?」

「うらめしや~、怖いですよ~」 「………」  朝、目覚めると、僕の目の前に幽霊がいた。  …

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ブルック
4年前
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短編小説その20「羽」

「この羽を持って、どこまで行けるだろう?」

ブルック
4年前
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短編小説その19「AlieRt de poErlirta(アリエルト・デ・ポエリ…

 ――キミの欠片を、僕は握り締めてた。  いつまでも変わらない風景。いつまでも変わらない…

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ブルック
4年前

短編小説その17「と或るバベルのお話」

 ――――バベルの塔というやつは、日本でいう砂の城と同じ意味あいがあるらしい。  曰く、…

ブルック
4年前
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短編小説その16「それはただ――」

 猫がいた。  一匹の猫が、その光景を見つめていた。  そこには、死があった。  幾人、幾…

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ブルック
4年前
2

短編小説その15「世の中で一番哀れなモノ」

 ――楽園だった。  それが、僕の眼前で展開されていた。   30人にも40人にも及び大…

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ブルック
4年前
2

短編小説その13「グミと青いチョコ」

「首相!」 「何かね?」 「グ」 「グ?」 「グミが落ちてきます!!」

短編小説その11「晴々」

 彼女は、活動家だった。  部活はもちろんの事、クラスの役割や、委員会の仕事も積極的にこ…

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ブルック
4年前
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短編小説その10「ブロッケン現象」

 まずは川原から大きめの石を二つほど拾い、それで柱を作った。そこに金網を乗せ、その下に燃…

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ブルック
4年前
7

短編小説その09「甘味」

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ブルック
4年前
3

短編小説08「週末(終末)、晩婚(晩痕)、猫(音仔)」

 一軒の木造の日本家屋がありました。  老朽化したそれは、古さより人が暮らした温かみを感…

ブルック
4年前
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短編小説07「気」

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ブルック
4年前
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短編小説06「ジャンプ」

「ねぇ」 「なに?」 「夏といえばなんだと思う?」 「……暑い?」 「秋は?」 「……涼しい…

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ブルック
4年前
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短編小説05「箱舟」

 一人の男がいた。  海岸の端で磯釣りをするその男は、いかにもな釣り人といった格好に身を固めていた。しかし、そこから醸し出される雰囲気は、どこか寂しさと孤独を纏っていた。  ふと、その男は懐から一枚の写真を取り出した。  そこに写し出されていたのものは――

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