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心癒すオムニバス短編小説集

18
3~5分程度で読める短編小説を綴っていきます。 ふと心が渇いた時に覗いて頂ければ幸いです。
これからいくつもの物語を創り上げていこうと考えております。それを皆さんと共有できればそんな嬉しいこ…
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記事一覧

超本格格闘技小説「顎」

番外編:蓮田夕人のムエタイ挑戦

200
ブルック
3年前
1

短編小説その12「マイ・スウィート…ゴースト?」

「うらめしや~、怖いですよ~」 「………」  朝、目覚めると、僕の目の前に幽霊がいた。  …

100
ブルック
4年前
5

短編小説その20「羽」

「この羽を持って、どこまで行けるだろう?」

ブルック
4年前
7

短編小説その19「AlieRt de poErlirta(アリエルト・デ・ポエリ…

 ――キミの欠片を、僕は握り締めてた。  いつまでも変わらない風景。いつまでも変わらない…

100
ブルック
4年前

短編小説その17「と或るバベルのお話」

 ――――バベルの塔というやつは、日本でいう砂の城と同じ意味あいがあるらしい。  曰く、…

ブルック
4年前
3

短編小説その16「それはただ――」

 猫がいた。  一匹の猫が、その光景を見つめていた。  そこには、死があった。  幾人、幾…

100
ブルック
4年前
2

短編小説その15「世の中で一番哀れなモノ」

 ――楽園だった。  それが、僕の眼前で展開されていた。   30人にも40人にも及び大人たちが、みんな笑顔で手を叩いて走り回り、誰も悩んでる者はいない。どこかの広大な果樹園を思わせる周りの木々も、その全てに満開の緑の葉をつけ、足元にも大量の葉が生い茂っている。  ――また、目の前を誰かが笑顔で駆け抜けていった。  楽園だった。空からの太陽が、木々の葉の根元になっている無数のオレンジに降り注ぎ、それは鮮やか色身を見せていた。爽やかなその色に僕もつい目を奪われる。  ――また

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短編小説その13「グミと青いチョコ」

「首相!」 「何かね?」 「グ」 「グ?」 「グミが落ちてきます!!」

ブルック
4年前
6

短編小説その11「晴々」

 彼女は、活動家だった。  部活はもちろんの事、クラスの役割や、委員会の仕事も積極的にこ…

100
ブルック
4年前
1

短編小説その10「ブロッケン現象」

 まずは川原から大きめの石を二つほど拾い、それで柱を作った。そこに金網を乗せ、その下に燃…

100
ブルック
4年前
7

短編小説その09「甘味」

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ブルック
4年前
3

短編小説08「週末(終末)、晩婚(晩痕)、猫(音仔)」

 一軒の木造の日本家屋がありました。  老朽化したそれは、古さより人が暮らした温かみを感…

ブルック
4年前
3

短編小説07「気」

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ブルック
4年前
2

短編小説06「ジャンプ」

「ねぇ」 「なに?」 「夏といえばなんだと思う?」 「……暑い?」 「秋は?」 「……涼しい?」 「違うわよ!」 「うわ! ……ビックリしたなぁ、もう叩かないでよ」 「夏といえば空で、秋といえば芸術の秋でしょ?」 「……僕はどっちかっていうと食欲の秋だけど」 「何か言った?」 「別にー」 「ま、そういう訳で――だからね」 「え、な……なに言ってるの? こ、困るよ、そんなの……」 「……返事は?」 「え、え~……」 「……へ・ん・じ・は?」 「……はい」 「よろしい!」

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