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今年の抱負・目標を達成する秘訣 私ver.(+私のドラム成長日記)

おそらく多くの人が年末年始に「2025年の抱負」や「2025年に頑張りたいこと」を決めたんじゃなかろうか。

2025年が始まって2週間経ったが、どうですか。
その抱負や目標は続けられてますか。

おそらくね、おそらく、
もう大半の人が「今日はいいや」とか「明日から頑張ろう」と思って、諦めちゃってる気がするんですよね。

私もまあまあたくさん目標を掲げたので、
自分で自分に課した目標にややプレッシャーを感じているのだが。

さて、
ではどうすれば、今年の抱負や目標を達成できるのか。
私なりの考えと秘訣をここに書き留めておこうと思う。

結論、
①自分の気持ちに素直な目標を立てること
②完璧主義にならず、継続すること
③記録をつけること

簡単だと思う?そんなことで変わらないよって思う?
ちょっとだけ私に時間をちょうだい?

1.余談

・これに気づいたきっかけ
・私のドラムの成長日記

ここは読み飛ばしても大丈夫。
だけど、共感した方がやる気が出そうなら読んで。

私ね、趣味でドラムを練習してるですよ。
ほんとに素人の趣味。
ドラム経験ないし、オリジナル曲もないし、バンドの予定もない。

ただ、遠い遠い目標があるので、
それに対するモチベーションだけで続けられている。

その目標とは、
「大好きなバンドSyrup16gのギターボーカル五十嵐隆の後ろでドラムを叩きたい!」

…はい、これ。

無謀と思った?
いいんだよ、こんなので。

というところで、マイペースにドラムの練習を続けている。

そして、最初にぶち当たった壁。
それは、
練習しても練習しても、ドラム講師を前にするといつも通りに叩けなくなること。

私はレッスンとは別に個人練も週1〜2で入っている。
一回3時間ぶっ通しで叩く日もあった。
帰宅途中・自宅でのイメトレや耳コピも欠かさない。
(とはいえ、それは演奏したい曲を何度も聴いてるだけだから苦にはならない)

だから、一人で練習する時は上手くいく。
それなのに、レッスンの日だけ何故かキックが上手く踏めなくなる。

レッスンの流れとして、
最初に先生が今の私の上達具合を見て、
そこから練習内容を決めていくので、
先生からすれば、
私は、
「いつまで経ってもキックを踏めない野郎」なのだ。

当然、いつもその先の練習には進めない。
キックを上手く踏む以上のことは教えてもらえない。

もちろん、そのウィークポイントに対して先生は丁寧に優しく教えてくれる。

一番よく言われるのが「椅子の高さを調節しよう、低くしよう」ということ。
その通りにやってはみるけど、相変わらず上手くはいかない。

だから私は、椅子が高い方が演奏しやすい気がしていた。
けれど、ずっと先生に言い出せずにいた。
だって先生の方がドラムに詳しいに決まってるし笑

だから、ずっともやもやしていた。
レッスンになると上手く演奏できなくなるという悩みを、解決したかった。
ここをクリアしないと、五十嵐隆の後ろでドラムを叩けないから。

ということで、先生の前でも普段通りキックを踏めるようになるために試行錯誤した。

まずは仮説を立てた。
先生を前にするとキックを上手く踏めなくなる原因の仮説をいくつか立てたのだ。

①先生に緊張してしまうから
②レッスン前にご飯を食べないから
③仕事終わりの疲れた状態で夜遅くにレッスンに入っているから
④レッスンで使うスタジオの機材が私に合わないから
⑤先生の椅子のセッティングが私と合わないから

これらを全てしらみ潰しで解決したかった。
どんな時でも、いつも通りに叩けなければ、
それは「叩ける」とは言わないと思うから。

だから、①〜⑤の仮説に対して、
あらゆるアプローチで改善を試みた。

①②③に関しては、大したことしてないので割愛。
(仕事終わりからレッスンまで休憩してみたりとか、レッスン前にご飯を食べるようにしたりとか笑)

④⑤に関しては、私一人では行き詰まっていたので、
・ドラマーの友達にキックを上手く踏めないことを相談したり、
・いろんなドラムYouTubeで椅子のセッティングについての動画を見てみたり、
・シロップのライブ映像でドラムばっかり見てみたり、
…とにかくいろんな情報を取り入れることにした。

その上で、

④レッスンで使うスタジオの機材が私に合わないから

これの改善策として、
レッスンで使うスタジオで個人練をすることで、
そこの機材に慣れるようにしてみた。

結果、問題なく演奏できるようになった。

そして、

⑤先生の椅子のセッティングが私と合わないから

これの改善策として、
一旦、逆転の発想でチャレンジしてみることにした。

先生のセッティングをそのまま真似して練習したのだ。 
私の希望とは反して、極限まで椅子を低くセッティングした。
習うより慣れろ、というやつだ。

「うーん、やっぱりキックを踏みにくい。
絶対、椅子は高い方がやりやすいじゃん…」

と、そんなことを思っていた時、ふと思いついた。

キックと椅子の距離を離してみたらどうか?

…結果、上手くいきました!笑

キックが上手く踏めたどころか、
ライドのポジションや演奏のフォームまで、
なんだか先生に近づけることができた気がする。

これには私もびっくり仰天。

キックと椅子の距離を離す=ただ単に椅子を後ろに引くだけ

こんなことで解決するなんて…

これまで、
もちろん途中で何度も心が折れそうになった。

「本当にいつか上手くキックを踏める日が来るのか」
「本当に私は上達しているのか」
「こんなに練習して意味はあるのか、成果は出るのか」

何度もそんなことを考えたこともあった。

あれこれ試行錯誤したり先が見えなさ過ぎて、
そんな簡単な解決方法さえ見落としてしまっていたのだ。

そして今回見事に成功して、私は思った。

『努力のゲージが見えたらいいのに』
って。

2.本題

①自分の気持ちに素直な目標を立てよう

まずは、抱負や目標から見直そう。
もっと自分に素直になるんだ。

目標には2種類ある。
❶目標(達成したいこと)
❷夢(目標をクリアして叶えたい夢)

この2つを明確にしよう。

自分に素直になればなるほど良い。
なんせ、❷に関しては夢なんだから、
無謀だって、他人から笑われたって関係ない。
これはモチベーション維持の役割を果たす。

私を例に書いてみる。

❶目標(達成したいこと):いつでもキックを上手く踏めるようになる
❷夢(目標をクリアして叶えたい夢):五十嵐隆の後ろでドラムを叩く

これを逆算すると、
「五十嵐隆の後ろでドラムを叩くためには、
まずは、いつでもキックを上手く踏めるようになる必要がある」
ということになる。

なので、❷は将来的な大きな夢であり、一度決めたら内容はあまり変わらないはず。
それに対して、❶は短期的な目標なので、クリアするごとに内容が変わるだろう。

②完璧主義にならず、継続しよう

完璧主義になる必要はない。
これは、努力の方法と継続することの両方に言える。

このやり方が合わないと思ったら別のアプローチに変えたっていい。
目標設定が高過ぎると思ったら、途中で低めに変更したっていい。

毎日努力を続ける必要もない。
たとえ週1だけの努力だったとしても、一ヶ月で4回。
一年間で48回。
何もしなかった人と比べたら、週1だけの努力ですら、あなたの方が累計48回分の努力ゲージが貯まるのだから。

もし、その週1すらやらなかった日があっても気にしない。
人間、毎日同じことの繰り返しの生活なわけないのだから、そんな日だってある。
ノーカウントで次の週からまた再開すれば良い。

私を例に書いてみる。

・いつものスタジオで練習をし続けても成長を感じられないから他のスタジオを使ってみる。
・今週は体調不良で引きこもってたけど来週からはまた週1でスタジオに入る。

③記録をつけよう

日記、note、Twitter、Instagram、チラシの裏、
とにかく何でも良い。

メモ程度で良いから、自分の努力の記録をつけよう。

※記録のポイント
❶日時
❷やったこと
❸感想

これだけで十分。

私を例に書いてみる。

❶日時:2024/12/30 18:30〜19:30
❷やったこと:練習場所をレッスンと同じスタジオに変えて、いつもと同じ内容で練習
❸感想:スタジオごとの機材の差に問題があると思ってたけど、大して変わらなかった。

これくらいでOK!

大切なのは、努力のゲージを可視化すること。

努力って基本は、成果以外は目に見えない。

たとえ毎日8時間勉強しても、その成果が出るまでは試験の結果は35点のままかもしれない。

だけど絶対に努力のゲージは溜まっている。
そのゲージが見えないから、私たちは不安になる。

じゃあ、可視化してしまえばいい。
正確じゃなくたっていい。

ただ、「私はこれだけ努力してるんだ」という簡単な記録の積み重ねが、
自分の自信に繋がるのだ。

そして、成果が出てからそれを見返すのも面白いかもしれない。

「このタイミングで成果が出てるな、じゃあ私は成果が出るまでにこれくらいの期間が必要なんだ」
「このやり方に変えたあとに成果が出てるな、じゃあ私はこのやり方が合ってるんだ」

…こんな気づきも得られるかもしれない。

3.最後に

ということであれこれ書いてきたが、
ポイントは3つだけよ!

①自分の気持ちに素直な目標を立てること
②完璧主義にならず、継続すること
③記録をつけること

騙されたと思って、ぜひ一度やってみてね。
私も今年一年間、この方法で頑張るよ。
一緒に頑張ろう!

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