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あなたはマシンガントークが好きな人ですか? 言葉のキャッチボールが好きな人ですか?(同時刻スキ連打をされて思ったこと)

 いつも記事を閲覧しスキをしていただいているみなさん、ありがとうございます。
 今回は、この「スキ」について思っていることを、少しお話ししたいと思います。

 私はnoteにおいて、スキやコメントやフォローしていただくと、その旨メールを受信するように設定しています。
 記事を投稿した日の夜は特に多くのメールを受信します。
 今からする話は、そのような特定の時間帯ではない話です。
 ある時、私はメール受信数を見て驚きました。


すごい数!


 「え……?」という感じです。
 メールボックスを開けてみてもっと驚きました。


全部「スキのおしらせ」! しかもその時刻ったら……!


 上の画像は昨年の6月29日のものです。
 現在なら以下のようになります。


クリエイター名を公開したいわけではないので、お名前部分は加工しています。


 昨年6月29日当時はまだ、現在のように誰からのスキかまでは表示されていないスタイルでしたが、この2分間で29件されたスキは、全て同一人物によるものでした。
 その事実を知って私の口から出た言葉は、「怖っ……!」というものでした。

 リアルに置き換えて想像してみてください。
 2分間に渡って29回も連続で鳴らされる玄関の呼び鈴。
 充分怖いと思いませんか?
 何だったら12回くらい鳴らされた時点で、もう通報してもいいような気がします。

 このスキをした方が、私に対して怖いと思わせようとして29スキ連打をしたとは思っていません。
 「クリエイターへのお問合せ」から誹謗中傷的恫喝メールを送ったり、同様のコメントを残したりする方が、目的には適っているでしょうから。
 純粋に感じ方の違いなのだと思います。

 29スキ連打をした方は、スキし終わった後、どんなふうに思われたのでしょうか。
 「ふう。やり切ったよ……」みたいな満足感? 達成感?
 「こんなにスキしたんだから、当然喜んでもらえるだろうな」という期待感?
 それは、何となく一方的で、独りよがりな感じがします。

 独りよがりと言えば、マシンガントークのようだ、とも感じました。
 「ねぇ、聞いて聞いて」という枕詞の後に、マシンガンを撃つように紡ぎ出される膨大な量の熱い語り。
 熱く語ることは悪いことではないにせよ、相手の反応などお構いなしに一方的に繰り出される、時に注釈を必要とするような限定的な情報の数々には、呆然とさせられることもありますよね。
 マシンガントークをする人は、聞いてほしい、話したい、という思いが強過ぎるあまりに、聞き手への配慮はあまりないのかもしれません。

 私の母が、マシンガントークをする人でした。
 私と母が2人でいると、母が話す人、私は聞く人、という形に何となくなってしまうのです。
 そこにあるのは、げんなりしながら時折、「ふ~ん」、「へ~」などと適当に私が相槌を打つだけでその場が成立する、会話とも言えないようなやり取り。
 そんな環境で育ったので、圧倒的な練習量不足から、私は話す・喋るというコミュニケーションにおいて、自分から話題を提供することが苦手です。
 しかし、苦手なだけで交流が嫌いなわけではありません。
 ただ、私がしたいのはマシンガントークを聞くことではなく、言葉のキャッチボールなのです。

 同時刻スキ連打は、まるでピッチングマシーンから次々と打ち出されて来る大量のボールのように感じます。
 それで私は思うのです。
 「あぁ……キャッチボールする気はないんだな」と。

 スキの仕方は人それぞれだと思っています。
 同時刻スキ連打をする方にやめるように言うつもりはありません。
 ただ、そのような方に私は合わないな、と思うだけで。

 同時刻スキ連打する方のボールを、私はキャッチすることなくスルーしています。投げ返しません。
 「はっ!? スキしてやったのに失礼だろう! ふざけるな!」とお怒りになるかもしれませんね。
 その場合は、どうぞスキをキャンセルしていただいて構いません。
 フォロワーの方ならお気軽にフォローをお外しください。

 繊細過ぎ? 考え過ぎ?
 そう思われるかもしれません。それもごもっともです。
 しかし、これが瑳月友なのだと、ご了承いただけたらありがたく思います。


 あなたはマシンガントークが好きな人ですか?
 それとも言葉のキャッチボールが好きな人ですか?




ありがとうございました

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瑳月 友(さづき ゆう)
ありがとうございます。

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