【短歌エッセイ】近所の公園で2人だけの花見歌会
この時期になると、毎年パートナーと花見歌会を行う。私と違って、普段パートナーは短歌を詠まないが、この歌会においては年一回のお勤めのように、私に付き合ってくれる。
「コーヒータイムを共に」という記事にも書いたように、私のパートナーは、人生にはお菓子が必要だ、と考える人だ。だから歌会にもお菓子が欠かせない。和菓子にはお茶を、洋菓子にはコーヒーを一緒に。
つまり私達の花見は宴会ではなく茶会なのだ。桜を眺めながらお茶とお菓子を頂き、その時間を味わって歌を詠む。パートナー的に