bridge_and_knot

鳥取、英語スピーチ、表現、女性。 最近、すみっコぐらしに夢中。

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鳥取、英語スピーチ、表現、女性。 最近、すみっコぐらしに夢中。

最近の記事

今日は椅子にくつ下をはかせた日

ちょうど1年前、長年すごした社員寮を出て自分で借りたアパートに引っ越してきた。会社に負い目がなくなった解放感とともに、何かひとつ大きな覚悟を背負ったような気持ち。 新しい部屋の床はフローリングで、椅子を動かすたび、けっこう大きい音が出る。そこで、人生ではじめて「椅子のくつ下」を買ってきた。100円ショップで、ポリエステル100%の小さなくつ下4つでひと組。 椅子の足は小さいけれど、くつ下は両手を使わないとはかせられない。親指と人差し指の先でつまんで、丁寧にはかせてみる。

    • 「すみません」より「ありがとう」と言われる人になりたい

      「すみません」と言われるより、「ありがとう」と言われる人になりたい。 「すみません」と言われるより、「ありがとう」と言われる場所に居たい。 この前、仕事場の後輩から簡単な用事を頼まれることがあった。机の上にある書類を、歩いて数分ちょっとの場所に持ってきてほしいというものだ。 私は「いいよ!」とこころよく引き受けたつもりだったけど、後輩に書類を手渡したときの返事は、「すみません」の一言だった。 そう言われて、正直モヤモヤした気持ちになった後、反省した。 「いいよ!」と後輩に

      • 思うままに線を引いてみただけ

        • 見えるけど見えていないものVol.2

          3月、私の生活の中でいくつかの変化があった。 ひとつは、芸術作品をよく見て、事実や感じたことを文字化する訓練を始めたこと。 これは、『「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考』 末永幸歩 著 ダイヤモンド社 という本の中で紹介されているアウトプット鑑賞をヒントにしたものだ。 この取り組みを始めたのは、取得しているアートセラピー系の民間資格に関する活動の幅を、今後広げていきたいと思っているからだ。活動の中では、参加者の作品を鑑賞して感じたことを言葉で具体的に伝える

          見えるけど見えていないものVol.1

          誰かに期待して運よく開かれた世界は脆い。今までを振り返って、自分の中に確かに残っているものは、いつだって、自分でつくった自分の生きたい世界だけ。 2回目に投稿したnoteの冒頭でこのように書いた。自分本位な表現だったと反省している。自分の行動のおかげで、自分の望んだ人生を歩めてきたように聞こえるからだ。 努力は大切だが、それで得られた成果は自分だけの努力だけで構成されていないことに気づかないといけない。 目に見える成果とそれを実現させるのに貢献した多くの人の思い、行

          見えるけど見えていないものVol.1

          メールの宛名はフルネームで

          仕事でお客様にメールするとき、宛名をフルネームで書くようにしている。当たり前のことかもしれないが、私の知るかぎり、勤務先の同じ部署の中で同じようにしている同僚はいない。 これはちょっとした私のこだわりだ。下の名前をタイプする時間が無駄だという人もいるかもしれないが、許してほしい。 一部の例外をのぞき、下の名前(ファーストネーム)を知らずともコミュニケーションは取れるし、日本ではお互いを苗字で呼び合うことが多い。だからこそ、「私はあなたの名前を知っていますよ」に含まれる

          メールの宛名はフルネームで

          タイルけんけんの思い出-空と海と桟橋のコラージュ

          突然の在宅勤務で週の半分をアパートで過ごすことになり、部屋に何か飾りたいと思って作ってみた。小冊子の写真を切り貼りしたタイルコラージュ。空と海面の青色と桟橋の茶色で、定番のアズーロ・エ・マローネの配色。 特別なことも魅力的であることもないけれど、「自分の表現」=「自分の一部」だから、作った本人にとっては何らかの発想をくれる特別な存在なのだ。 何の計画もなく左から右へ感覚で貼っていった一つひとつのタイル。出来上がった作品の色のリズムを指で一つひとつ押さえながら、小学生のこ

          タイルけんけんの思い出-空と海と桟橋のコラージュ

          2022年note目標

          遅ればせながら、今年のnoteの目標は「毎月3回、1のつく日に投稿する」だ。希望を言えば、3回×12か月+1回=37投稿。 今年37歳になるので、生きてきた年数と同じ分だけ投稿できたらうれしいな。ただし、1投稿が私の人生の1年分に相当するような重みはない。 「目標を持つことは、未来に希望を持つことです。」 そう、誰かが言っていた。誰かは忘れてしまったけど。 仕事、自分の能力、ひとり暮らし、将来への不安…消極的になれる要素はどこにでもある。だけど、自分が「~しようかな

          2022年note目標

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          肌着の台紙からはじまるアートの世界

          人生は自分の思いどおりにならない。誰かに期待して運よく拓かれた世界は脆い。今までを振り返って、自分の中に確かに残っているものは、いつだって、自分でつくった自分の生きたい世界だけ。 <ニューログラフィックアートとの出会い> 私がこのnoteで投稿する絵は、ニューログラフィックアート(NeuroGraphicArt)と呼ばれるものだ。ニューログラフィックアートは、2014年にロシアの心理学者 Pavel Piskarev, PhD.によって開発された描画手法によって描かれたア

          肌着の台紙からはじまるアートの世界

          将来の夢は橋(自己紹介)

           大人になってから将来の夢を尋ねられることはあまりない。だから万が一尋ねられて、とっさに頭に浮かんだ夢は、ある意味で本音かもしれない。  幼いころの私には、将来の夢など特になかった。絵を描いたり、物語を考えたりするのが好きな子どもだったと思うが、将来の夢なんてはっきりしていなかった。  成長し、学生だった20代前半の私の将来の夢は、海外で活躍する建設コンサルタント。道路や橋、公園、堤防など社会基盤をつくる技術者に憧れていた。結果的に建設コンサルタントにはならなかったが、

          将来の夢は橋(自己紹介)