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見えるけど見えていないものVol.1

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誰かに期待して運よく開かれた世界は脆い。今までを振り返って、自分の中に確かに残っているものは、いつだって、自分でつくった自分の生きたい世界だけ。

2回目に投稿したnoteの冒頭でこのように書いた。自分本位な表現だったと反省している。自分の行動のおかげで、自分の望んだ人生を歩めてきたように聞こえるからだ。

努力は大切だが、それで得られた成果は自分だけの努力だけで構成されていないことに気づかないといけない。

目に見える成果とそれを実現させるのに貢献した多くの人の思い、行動、仕事に気づく。

3か月前、私は手帳にこのようにメモした。
こう思ったきっかけは、所属している社会人の英語スピーチクラブ(「橋になりたい」と言ったあのクラブ)の役員活動にある。

役員はいわゆる縁の下の力持ちで、勉強会の準備や人の調整など、会員が気持ちよく活動できるように支援する。機会をいただき役員としてクラブ活動に携わる中で、各会員の責任ある行動や熱心さ、やさしさをより多く目にするようになった。

Aさんはあまり話さないけど、毎回必ず事前の練習会に参加している。
BさんはITに強くて、オンライン勉強会を影で支援している。
勉強会1回開催するのに、こんなに多くの人の働きや手間や思いがあったのか!

結局、役員になったことで、「外からの視点」が「内からの視点」に変わった。見る対象は変わらないのに、見える範囲が変わる。

しかし、外からの視点でも見える範囲を広げられるのではないだろうか。
実は、外から見えるヒントが見えていない(認識できていない)だけではないだろうか。

見えないものを見る想像力を発揮する前に、対象をよく見ることに着目してみたい。

今月はモノの見方をテーマに思ったことを書いてみようと思う。

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