イクメン教師おススメ!子どもの自己肯定感を育てる3つの「㊙話し方」!
「子どもは6歳までに,潜在意識に“生き方の台本"のようなものが作られていく」のだそうです。教師歴20年以上&教育心理学の研究者でもあるイクメン教師が,2歳児愛娘の「完全無欠の自己肯定感」を育てるためにあみ出し,実践している3つの「㊙話し方のコツ」をお伝えいたします!
教育心理学の研究の検証を目的に「学校の先生」として教育現場への復帰を果たして4カ月が経過しました。ついに待望の「夏休み」に突入でーす!
夏休み中の学校は人が少ない!それでも午前中は教育委員会から依頼された「共通学力統一テスト」シャカシャカとつくり,休息時間には気になる「ベストセラー本」数冊をチラチラとチェック,そして午後には颯爽と有給休暇を取得して,地元プールにて25m×10本のハードな有酸素運動・・・。 「夏休み」の一日一本のプロテインバーが欠かせない,教師歴20年以上の自称「オリンピックアスリート系,ベテラン・イケてる教師」でございます。
しかし,その真の姿は,夏休みを言い訳に「朝活」をさぼって「朝寝」を楽しんでいたところを,愛娘の「まぶたこじ開け」攻撃と「馬乗りヒップアタック」を受けて,突然の「夢の世界」からの離脱に対応できずに,朝から3分に一度の頻度で「あくび」を連発している「イクメン教師」です(笑)。
さて,今回は,自称「未来は話した言葉で創られる説」信奉者のイクメン教師が,最近加速度的に口数が増えて「おしゃべりベイビー」化してきている愛娘の「完全無欠の自己肯定感」を育てることを目指し,ドタバタ育児生活の下であがきながらも生み出し,取り組んでいる,3つの「㊙話し方のコツ」とその成果についてのシェアでございます。【風の時代~風のブログ】Volume28になります。
〈㊙話し方:その1 「やはり会話の基本は,傾聴(けいちょう)とアイコンタクト」 兎にも角にも「子どもの心に寄り添う姿勢」ファーストです!〉
きっと就学前の子どもにとって,自分の感情や考えたことを言葉にする作業は大人が思う以上に歯がゆかったり,上手くいかなかったりするのではないでしょうか・・・。だからこそ,子どもと話をするとき,その心を理解しようと努めることや,非言語コミュニケーションを重視する姿勢が大切になるのです。
そして,誰でも簡単にできる非言語コミュニケーションの代表が,うなずきなどの「傾聴」と相手の目を見て話す,つまり「アイコンタクト」です。ルーバンカトリック大学(ベルギー)の研究によると,「アイコンタクト」によって,ドーパミンが分泌されることが明らかになっています。ドーパミンは「うれしい」「楽しい」という脳内の幸福物質であり,モチベーションを高めて,記憶を増強する効果があります。つまり,子どもを含め,良好な人間関係をつくるのに「アイコンタクト」や自分の存在が受け入れられているというメッセージにあたる「傾聴」は,非常に役に立つということです。
我が家でも愛娘と大切な話をする際は,聞き手としては必ず「うなずき」「反復」「承認」の「傾聴」三点セットを心掛けており,話し手としては特に重要な言葉を伝えるときは「2秒間の目力ビーム」を発射するイメージで愛娘の目を凝視しながら「1・2」とカウントしつつ「アイコンタクト」を送ります。傍から見るとこの行為はまるで「決め顔」をつくっているように見えるそうで,我が家では通称「決め顔アイコン」と呼んでいます(笑)。
おかげで愛娘は,私や我が妻の後をストーカーのように追いかけては常に途切れることなく話しまくることが日常となり,さらに自分が強調したい言葉に差し掛かると「決め顔」をつくるようになりました。そしてなぜか,それ以来,写真撮影では必ずと言っていいほど「モデル系カメラ目線・スマイル」がばっちりと決まるようになりました(笑)。
〈㊙話し方:その2 「子どもを導きたいと感じたら「クッション話法」,「NoーBut話法」よりも「YesーAnd話法」や「YesーHow話法」を心掛ける!〉
子どもの「自己肯定感」を育てる上で,大切にしたいのが「全肯定」の話し方です。親としては,子どもに対して「私は,あなたの思いや考えを常に尊重しています」というメッセージを伝えたいものです。
しかし,子どもだからこそ,悪意のない,偏ったモノの見方や自己中心的な世界観は日常茶飯事で,導く必要があることも多いことも事実です。
例えば,先日,食いしん坊の我が愛娘が幼稚園の体験会に参加して,自分の分はもちろん,隣のお友達の分のお団子まで,手を伸ばして食べてしまう「お団子強奪・食いしん坊事件」が発生しました。
こんなとき,どんな話し方(伝え方)をすれば,子どもの「自己肯定感」を傷つけずに導くことができるのでしょうか?
① 「駄目じゃないか!隣も〇〇ちゃんだって,お団子を食べたいのだから,我慢して仲良くしなさい!」「いつも優しい〇〇ちゃんなのだから,できるはずだヨ!」
これがよくやってしまいがちな「NoーBut話法」です。最初に「ネガティブな情報」を伝えて,後から「ポジティブな内容」でフォローする という話法です。しかし,先に「ネガティブな情報」を伝えると,子どもは精神的にショックを受けるので,後半のフォロー部分は上の空になってしまいます。結果として,子どもの心には「ネガティブな印象」だけを残すことになってしまいます。
② 「〇〇ちゃん,とてもお腹がすいていたんだねー,お団子は美味しいものね!」「さらに隣の〇〇ちゃんも美味しいお団子を食べれるように優しくしてあげれると最高だね!」
「プラスの情報」にさらに「プラスの情報」を上乗せするのが,お薦めの「クッション話法」の一つである「YesーAnd話法」です。「叱る」,「欠点を伝える」のではなく,「~してほしい」,「~できるといいなぁ」と付け加えるとかなりマイルドになります。
③ 「〇〇ちゃん,お団子美味しかったんだねー!」「どうしたらお隣の〇〇ちゃんも一緒に美味しくお団子が食べれるか一緒に考えてみようか!」
もう一つのお薦めの「クッション話法」の「Yes-How話法」です。「ネガティブな情報」は直接に伝えずに,疑問形式で本人に考えさせるパターンです。
このような話し方を工夫することで,子どもの「自己肯定感」を傷つけることなく,子どもの考えや発想,行動レベルを高めることができるのです。
実際に,我が愛娘は,何度も我が家において私の「ディナーメインディッシュ強奪事件」を繰り返しながらも学びを深めた結果,お友達のお弁当箱をのぞき込むことはあっても,奪うことはなくなりました。さらに,彼女が学ぶ過程で,私の「メインディッシュ」は見事に「食いしん坊・愛娘の胃袋」に収まり,愛娘の顔はますます丸々とかわいくなり,私のお腹はメタボチックから見事に脱却し,スリム化することに成功するという快挙を成し遂げたのであります(笑)。
〈㊙話し方:その3 「子どもは親の写し鏡」 子どもの「自己肯定感」を高めたいのならば,まずは自分を肯定できる生き方を実践しよう!〉
内閣府の若者(13歳から29歳)を対象にした調査によると,日本は,先進国の中で「自己肯定感」が目立って低い国です。
「自分に満足しているか」という問いに対して,アメリカ,イギリス,フランス,ドイツなどが軒並み8割超え,お隣の韓国でも7割が「イエス」の回答です。ところが日本では,「イエス」の回答は,たったの45パーセント。半分以下です。「自分には長所があるか」という問いに対しての回答でも,「イエス」は7割弱です。どちらの問いも各国の中で最下位です。
そして,中高生等子どもが抱く大人に対するイメージは,「疲れている」が9割以上,「大変そう」が9割近くにのぼることが2019年8月6日,「ソニー生命保険」の調査結果からも分かっています。
『子どもは大人の鏡』
子どもは,批判されて育つと 人を責めることを学ぶ
子どもは,憎しみの中で育つと 人と争うことを学ぶ
子どもは,恐怖の中で育つと オドオドした小心者になる
子どもは,憐れみを受けて育つと 自分をかわいそうだと思うようになる
子どもは,馬鹿にされて育つと 自分を表現できなくなる
子どもは,嫉妬の中で育つと 人をねたむようになる
子どもは,ひけめを感じながら育つと 罪悪感を持つようになる
子どもは,辛抱強さを見て育つと 耐えることを学ぶ
子どもは,正直さと公平さを見て育つと 真実と正義を学ぶ
子どもは,励まされて育つと 自信をもつようになる
子どもは,ほめられて育つと 人に感謝するようになる
子どもは,存在を認められて育つと 自分が好きになる
子どもは,努力を認められて育つと 目標を持つようになる
子どもは,皆で分け合うのを見て育つと 人に分け与えるようになる
子どもは,静かな落ち着いた中で育つと 平和な心を持つようになる
子どもは,安心感を与えられて育つと 自分や人を信じるようになる
子どもは,親しみに満ちた雰囲気の中で育つと 生きることは楽しいことだと知る
子どもは,まわりから受け入れられて育つと 世界中が愛であふれていることを知る
この詩を書いたのは,アメリカ・ロサンゼルス出身のドロシー・ロー・ノルト博士です。2005年に亡くなるまで,彼女は40年以上にわたって「家族について」の講習や親子関係の研究を続けていました。
彼女の詩からも分かる通り,子どもの「自己肯定感」に最も影響を与えるのは,親(大人)の「生き方」であり,親自身の「自己肯定感」なのかもしれません。
子どもの「自己肯定感」を育てる話し方についても,その「話し方」の背景として,親がどのような「生き方」をしているのか,親はどれくらい自分自身を肯定的に受け入れることできているのか,ということが大きいのではないかと思います。
「メラビアンの法則」という心理的傾向をご存知でしょうか?
この法則によると,人は会話において「話した内容」よりもむしろ,ずっと視覚情報などの「非言語的なアプローチ」の影響を大きく受ける傾向があります。特に言語的能力が発展途上の子どもについては,なおさらのことでしょう・・・。
だからこそ,私も親として愛娘に恥ずかしくない「生き方」をしたいと思うし,話をするときには,心から「娘の人生が,この瞬間も,そして,これからもずっと幸せでありますように!」と祈りながらメッセージを伝えるようにしています。
そう言えば最近,愛娘がズボンのポケットに大事なものを何でもかんでも隠してしまうので困っていたのですが,実は日頃から私がズボンのポケットに財布だのスマホだのを手当たり次第に詰め込んでいる真似でした(笑)。
本日の教訓:宝物はズボンのポケットにしまい込むべからず。心の内側で育てて,そのエネルギーはどんどん循環させて「幸せ」をつくるべし!
さて,大人として,親として,いや日本人として,子どもに恥ずかしくない「生き方」をするために,まずは「自分らしい働き方」や「自分らしい生き方」を考えてみませんか・・・?
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「スキ」について
ブログを発信する側になってみて,「スキ」(※ハート・マークを押すこと)をもらえることで,それがどんなにブログ発信のエネルギーになるかに気付きました。今後は,記事を読んだ後は,しっかり「スキ」をしていきます。一週間で100「スキ」くらいを目指します。「コメント」にも積極的にチャレンジしていこうと思います。(先週は実践できましたー!)
もし,よろしければ「スキ」をお願いします。私にとって,ブログ発信のための意欲向上につながりますので・・・。
最後まで読んでいただき,誠にありがとうございました!
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素敵な一週間をお過ごしください。
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