「みんなと同じ」なら安心?
こんにちは☺︎
心理カウンセラー,メンタルコーチ,家族相談士の
江杉侑記(えすぎゆき)です( Ü )
前回は「人が黙っているだけで怖くなる」でした↓
あなたは「人と違うこと」に
どのような印象をお持ちですか?
「人と違う」ってダメなこと?
劣っていること?
怖いこと?
それとも、素敵なこと?
優れていること?
ワクワクすること?
今日は自分の価値観について
考えてみたいと思います^^
■ 「みんな」という言葉のパワー
はじめにあるお話をご紹介しますね。
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ある客船で火災が発生しました
船長は、
速やかに船から脱出して
海に飛び込むようにと
乗客たちに指示しなければなりませんでした
そこで世界各国の乗客たちに
こう言いました
アメリカ人には
「海に飛び込めばヒーローになれますよ」
イギリス人には
「紳士はこういう時に飛び込むものです」
ドイツ人には
「規則では飛び込むことになっています」
フランス人には
「決して海に飛び込まないでください」
イタリア人には
「海に美女たちが泳いでますよ」
ロシア人には
「海にウォッカのビンが流れてますよ」
中国人には
「海に食材(魚)がたくさん流れてますよ」
そして日本人には・・
「みんな飛び込んでますよ」
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「沈没船のジョーク」という
国民性の違いを面白がる
エスニックジョークなのだそうですが、
これを聞いた時
私は思わず苦笑いしてしまいました(^_^;)
日本人の国民性を
端的にあらわしていますよね。
これは外国の方が作ったジョーク
らしいのですが、
「みんな」という言葉を
気にしがちな日本人のことを
うまいこと突いています。
「赤信号、みんなでわたれば怖くない」
というジョークもあるくらい、
「みんな」という言葉が
日本人に
どれだけの威力を発揮しているのかが
見えてきます。
「世間体」
「世間様」
「ご近所さんの目」
という言葉があるように、
たしかに日本人は
まわりの目を気にする傾向に
あると思われます。
■ 日本人独特の感覚
集団行動が得意で和を重んじる。
それは
日本人の良さでもありますね。
かつての日本は
狭い村や閉ざされた集落
密集した長屋で、
身を寄せ合って
近所の人たちと
助け合いながら暮らしていました。
春になれば
村の「みんな」で田を耕し、
秋になれば
村の「みんな」で収穫し、
「みんな」で協力し合いながら
生きていたのですね。
そんな農村農耕生活が
生活の基盤であったことが
大きく影響していると思います。
その生活の中で
「察する」
「空気を読む」
「義理人情」という
日本独特の感覚も生まれました。
集団の和を乱すようなことをしたら
「みんな」から
「村八分 (仲間外れ)」
にされてしまうようなことも。
そうなると、その狭い村や集落で
安心安全に暮らすことは
難しくなりますね。
個より和を重視して
「みんな」で
同じような生活レベルで
同じような生活をし、
横一線で並んで
安心して暮らしてきたのが
日本人なのですね。
それは、日本の気候風土から
自然に生まれてきた
ライフスタイル・価値観なのですよね。
■ 鈍っていく心のセンサー
以前、フランス人の友人が
「なぜ日本の女の子たちは
他の人と
同じ服を着て
同じ髪型をして
同じメイクをして平気なの?
人と同じでイヤじゃないの?」
と、とても不思議がっていたことを
思い出します(^^;;
ファッションも
「みんな」で同じような服装をして
安心するのが
日本人なのかもしれません。
そんな「みんな」という基準に
あまりに依存し過ぎてしまうと
♢「みんな」と同じなら安心
♢「みんな」と少しでも違うと
途端に不安になる
ということになりがちです。
それは
自分の頭で考えるのではなく、
まわりと一緒なら
なんの疑問も持たずに
「これで大丈夫」と安心するように
なってしまうことを
招くと思うのです。
そうすると、
《自分で考えないクセ》がついてしまい、
《自分が感じること、考えること》が
見失われていってしまいます。
自分は何が好きで
何が心地よくて
何が大切で…
ということを
自分で感じ取って、考えて、決める。
そのための《心のセンサー》が
鈍ってしまうのですね(。>﹏<。)
■ 自分の好き、嫌いをキャッチする
時代も以前とは
大きく変わってきました。
価値観も働き方も多様化し、
生活が多様化して
日本人のライフスタイルも
横一線ではなくなりつつありますね。
「みんな」と同じで安心する
という考え方から
♢自分はどうしたいのか
♢どうするのが自分にとって幸せか
に従って
生活を始めている人が
増えてきたと感じます。
「みんな」と同じじゃなくても
大丈夫な時代が
始まっているのですよね(*´◡`*)
だからこそ、より一層
♢自分にとっての幸せはどんなものか
♢自分にとって何がいちばん大切なのか
♢自分が好きなもの、心地いいものは何か
♢自分が嫌いなもの、違和感を感じるものは何か
という「自分の内なる声」
に耳を澄ませ、
その声をしっかりキャッチして
尊重して生きていきたいですね。
それこそが、私たちの
自我主体を明確に形づくり、
【自分が自分であることの確かな安心感】を
育んでくれ、
人に流されたり左右されることなく
どっしりと自分を生きていく
盤石な基盤となっていきます。
そして
漠然と感じる生きづらさや苦しさから
脱出するための第一歩ともなるのです^^
「自分の内なる声」をつかまえる
「心のセンサー」
鈍らせることなく、
ぜひ磨いていきたいですね。
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さいごまでお読みくださり
ありがとうございました。
あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように。
~安心感と自己信頼感に満たされた人生を~
幸せな自己実現の専門家 江杉侑記
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