新しい場所ではいじめられる可能性が高い
こんばんは。
圧倒的INFJな私です。
前回の続き。
人生を送る中で、自分の身によく起きたこと、それが新しい場所に足を踏み入れた時に起きる"イジメ"、それに近しいものであった。
人生で初めてそんな経験をしたのは幼稚園の時だった。
当時のことは朧げで、辛いと言う記憶と父母を心配させたくないという必死の気持ちと、幼稚園に行きたくないと言う考えただけでお腹が痛くなるような。
そんな記憶ばかり。
私は早生まれで当時本人は自覚していなかったが、周りから見れば鈍臭くて、例えば運動会は走らせればいつも最下位で。
そんな私が"いじられる=イジメ"に繋がるのは至極当然だったのかもしれない。
漢字で名前を書けば馬鹿にされた。
女の子2人に手を繋がれて階段まで引っ張っていかれて、真ん中にいた私は同時に飛ぶことが出来ずに半ば落っこちたような形で足を挫いてしまった。
まだ幼稚園児、動揺するのも無理はない。
今なら理解できるが、それでも動けない私は、置き去りにされて階段下の暗い場所でうずくまっていた、その記憶は延々と反芻している。
なんとか職員室まで片足で歩いて行って、そこで私の心は折れてしまった。
幼稚園に通えなくなった。
その事が起きるまで親にはひた隠しにしてきた。
生まれたばかりの兄弟で手一杯だろうから。
私の事を、楽しく通えていると信じてくれているから。
私に楽しかった事を聞くのを両親は楽しみにしているから。
だから病院に行くことになったその時までバレずに済んでいたのに。
バレてしまった、伝わってしまった。
その時の母の悲しそうな、驚いたような、必死で寄り添おうとしてくれた、あの顔が。
今もずっと20年以上経っても忘れられないのだ。
小学生はなんとかそんな自分を忘れたくて頑張って通った。
少ないけど友達と呼べる人はできた。
2年生、進級したらクラスが離れるという事を知った。
毎年必死で友達と呼べる人を探した。
高学年になるにつれ、周りでは小さないじめの種が増え、普段家で上手く行っていないような子は小さな窃盗を始めた。
中学生。
部活を始めた。
吹奏楽部だった。
同じパートにもう1人一年生が入った。
先輩から差別を受けた。
もう1人には教えるが、私には無視。
あの冷たい目に変わる瞬間を私は忘れられない。
昔より根性が据わっていた私は、朝早くに来て人より練習する、続ける、という根性だけで勝とうと思った。
もう1人は部活中に遊んでいて他の部活にも遊びに行っていた。
その内に先輩たちは手のひら返しのように私を可愛がった。
それが当時は正直とても嬉しかった。
嬉しく思ってしまった。
そうしてもう1人は続くことなく辞めてしまった。
高校でも同じことが起きた。
またしても一年生2人。
もう1人は先輩に同じ中学の人が居て、最初から可愛がられていた。
ここでも私はコツコツ頑張ることでしか居場所を作れないのかと、悲しくなった。
ここらで気づき始める。
新しい場所に入る度に雑に扱われていないか?と。
見事にその後の初めてのアルバイトでもそうだった。
同い年の女の子、すごく年配の方に可愛がられていて、私の事を明らかに見下していた。
年配のパート(男性)は私のことが気に食わないみたいだ。
入って最初の3回で完全に潰しに来た。
"邪魔"
"出来ないならそこに突っ立ってんなよ"
"○○ちゃんの方が〜"
ドンッ、ぶつかられたり退けって言われたり、私の頭は真っ白だった。
ロッカーくらい狭い更衣室で1人帰る前に静かに涙した。
次第に仕事ができるようになった頃、そのパートはいなくなった。
会話することも殆どなかった。
その後周りの人には恵まれてその後新社会人になるまで続けたが、更衣室で悔しくて泣いたあの日の記憶はいつだって鮮明に思い出せる。
新社会人。
ああ、ここでもまたどうせ初めは虐められるんだろうな、、
そう思っていたら配属先では厳しくも暖かい指導が待っていた。
たまたま今まで連続していただけか?と疑心暗鬼になりながらもホッとしていた。
束の間だった。
夏休みを経て、みんな思い思いにお土産を持ち寄った。
直属の先輩からの私への呼び名が変わっていてどこか冷たい。
夏休みを経ただけなのになぜ??とはてなばかりが浮かんだ。
そこから3年ほど理不尽な対応をされ続けて、ほぼ鬱のようになった。
病院に行く気力もなく診断された訳ではないが、ストレスチェックはいつも真っ赤だった。
何度下り坂の坂道をブレーキを掛けずに突っ込んだら、楽になれるだろうと考えたか分からない。
周りにはそんなヤバい人は人生で1人出会うか出会わないかだよ、と言われたが。
初回の投稿にも戻るがまた出会ってしまったと。
2人目に出会った昨年、完全に自分がダメになってしまい、夜は布団に入って天井を見てるだけで涙が出てきてしまってパートナーには迷惑をかけたものだ。
それが初めて診断された適応障害というやつであるーー
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