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かりん
2024年11月22日 14:32
ゆうやけこやけ友達とさよならして小石蹴飛ばし帰るあぜ道カラスがおうちへ帰ろうって鳴いているわたしのおなかの虫もおうちへ帰ろうって鳴いているゆうやけこやけおうちへ近づく曲がり角カレーの香りに背中押されてガラリと玄関開けて急いでこたつの部屋まで走ってく「ただいまー。」声をかけようとしたらこたつに入ってお母さんうたた寝をしていたよ朝
2024年11月15日 17:14
太陽がのぼり月がのぼってまた太陽がのぼる変わらない日々を繰り返してる変わらない時間を巡ってる君が笑う隣の犬も笑うそれを見る僕もいつの間にか笑ってる君はいつからそこにいたんだっけ?そう巡る時間の中で君を見つけたクロノスタシス君に触れてまた世界が動き始める泣き合ったりぶつかり合ったり笑い合ったり求め合
2024年11月1日 15:28
君の笑顔を頭に浮かべながらまたひとつ編み進めてゆくその小さな体がどうか冷たい風に震えません様に少しでもちょっとでも君が温かであります様にほんとうはいつも側にいて守りたいこの想いも込めてまた
2024年10月15日 17:56
見つけたいのはあなた話したいのもあなたどうかこの角を曲がったらそこにあなたがいますように叶わない願い事を繰り返し繰り返す終わらないひとりシネマ頭の中の寂れた劇場にぽつんとひとり座りモノクロの映像をぼんやり見続けるあなたがいないからいつまでもモノクロのまま徒然に流れてゆく
2024年10月25日 15:09
暗闇になりきれない夜に向こう側を覗いてる様な細い三日月ひとつ浮かんでるはしゃぎ疲れて静かな闇に包まれてくこのココロにひとつ浮かんでるそれは大切で手放せないモノそう手放せないモノだった…両手を広げ目をつぶった
2024年10月4日 14:53
この道のずっと先にある景色を私は知らない行こうと思えば行けるのかもしれない手を伸ばせばそこに咲く花に届くのかもしれない「 そうかもしれない。」その一文を頭の中で繰り返しながら私は今日もここで歩みを止めてただ ひとり空を見てたや
2024年9月30日 14:07
こんなとこで君を思い出してふっと頬が緩んだ歩道橋から見える景色は君と繋がってなんかないのに三日月浮かぶ夜空その向こう側で君も見てる気がしたぼんやりゆるやかに浮かぶ五月の三日月を日が進む事に満ち欠けする月。夜の静かな時間に暗闇に浮かぶ月を見ていると色々な事が頭に浮かんできます。…時にはあぁ、お腹空いた…。と、お月様を見ている事も�
2024年9月25日 15:50
なんにも考えないで投げた言葉のボールあなたはさらっとキャッチしてくれましたやがてふわっと帰ってくる優しい速度のボール自然と動いた私の体がキャッチしてた他愛のない言葉が詰まったボールの中心に互いを思いやる言葉が溢れててこのまま終わらないでもっとずっとあなたと繋がってたいこころがふわふわになってあの青空に溶けてゆく悲しさや
2024年9月19日 17:10
微熱を帯びた夕日を数多の煌めきと共に抱きしめる静かな海波打ち際足首に冷たくゆるやかな波を絡ませながら歩く君の蜃気楼移ろう季節の旅人のよう君の幻に線香花火の蛍の様な灯火を重ねて見てる砂粒が風に舞う風鈴の音が ひとつチリーンと鳴ったまだ砂が熱を持ったままの九月の海辺で君を想う これまで、ここでは過去作品をご紹介させて頂いていましたが、
2024年9月17日 17:24
素の心でただ歩いていただけ道の向こうには色んなノイズが響き渡ってて時折それは人の姿となり私の目の前に現れ一等優しく微笑んだその後豹変する無防備な心を偽善者だと指差す人惑わせる情報を囁く可愛い顔をした悪魔の嘲笑足元には底の見えない落とし穴思いやる心の果実を無造作にもぎ取る人秘密の箱をこじ開けて笑う人やわらかな声で
2024年9月13日 16:15
茜色から濃藍色へと空が着替え始める頃私の前に古びた木の扉が現れました恐る恐るドアノブに触れて見るとほのかに温かで軋みながら僅かに開いた隙間からは薄い朝日が差し込んできますあぁこれは「明日」「明日」が私を迎えに来たのね「今日」という時間に聴いたあなたの声も静かに見つめたあなたの姿もさようならまた、逢えるかな「明日」
2024年9月12日 16:43
あまり早く走れないのにそんなに長く息が続かないのに私は夢中で駆けていました人と人の間で紡がれてゆく物語仄かな灯火に照らされる儚き言葉たち目を凝らし耳を澄ませばこの暗闇の世界にあなたが見えた気がしましただから私はただただ無我夢中で駆け出した裸足のまま方向もわからないままただ
2024年9月11日 14:06
真っ直ぐに見上げた空首を傾げ見つめる空寝っ転がってぼんやり見つめる空涙で滲む空ふわふわと飛んでゆくような気持ちで見上げた空いろんな空が私の上にはあるけれど日によって違って見えるのはこころの角度が違うからあなたの上には今どんな空が見えていますか?
2024年9月9日 14:23
今日も一日がはじまる誰の元にも平等に時間だけは訪れるけど人の数だけ進み方は違っててあなたの道はそちらで私の道はこちらで速度すら違っててもうあなたの背中は見えなくなりました私は ひとり静かに歩いてるあなたと交わした言葉をあなたの残してくれたひと言のぬくもりをただ ひとつの灯火にして アイスからホットへ変えていたコーヒーを、ア