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詩【こたつ】

ゆうやけこやけ



友達とさよならして

小石蹴飛ばし帰るあぜ道



カラスが

おうちへ帰ろうって

鳴いている



わたしのおなかの虫も

おうちへ帰ろうって

鳴いている



ゆうやけこやけ



おうちへ近づく曲がり角

カレーの香りに背中押されて



ガラリと玄関開けて

急いでこたつの部屋まで走ってく



「ただいまー。」


声をかけようとしたら


こたつに入って

お母さんうたた寝をしていたよ


朝からお月様が出るまで

ずっと働いてるお母さん


少し笑って 眠ってる


手洗い うがいをしてきたら

わたしもお母さんの隣で


少し寝よう



お母さん


いつもありがとう



大好きだよ



お母さん





小学生のとある日の思い出を
詩として綴ったものです。

忙しい母が珍しく
こたつのある部屋の
ほのかな温かい空気の中で
優しい顔で微睡んでいた事は
 今でも、はっきり覚えています。

天国にも
こたつがあるといいなぁ。

そこに大切な魂たちが集って、
のんびり、あったかく
過ごしてくれているといいなぁ。

いつか私も、そこにゆくので
ちょこっと隙間をあけておいて
くださいね。

あ✨
お土産話、沢山持って行きたいので
まだまだ先だと思いますが
よろしくお願いしますね。

🤍☕.•*¨*•.🤍☕•*¨*•.🤍☕•*¨*🤍🍀

段々、冷え込んできましたねぇ。

風邪もひきやすい季節に
なってきましたが
しっかり栄養補給をして
時には休息をとって
心身を大切に…
そして暖かくして
お過ごし下さいね。


お読みくださり
ありがとうございました。

皆さま
穏やかな週末をお過ごし下さい。

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