普段触れないハワイ語フラダンス曲を和訳/「祖国のために」byジョシュ・タトフィ
先日、町の文化祭で普段あまり見ることのないフラダンスサークルのダンスを観て、そのゆったりした身体の動きを引き立てるBGMが素晴らしく聴き惚れました。 言葉の分からない音楽には異国の郷愁に思いを馳せ、人間、国は違っても心は同じだと共感する。
調べてみると上記の曲。 ハワイ語は耳触り良いですね。
とても穏やかで温かなハワイの風を連想させる曲かと思いきや、意外にも歌詞は緊迫した社会性をうかがわせるもので、現代ハワイ史に通じることが分かりました。 念のためサーッと、歌手のwiki 含め、バックグラウンド等を読んでから、勢いで和訳。(全和訳が見つからなかったから。) 英語を経由して訳してみました。 その世界ではとうに有名人・名曲らしいので、フラダンスする人が読んでくれるかも?
動画も公式のものです。
参考➡Josh Tatofi shares the inspiration behind his mele “For the Lāhui” ほか
元の歌詞 ハワイ語
FOR THE LĀHUI
na Josh Tatofi ke ea o ke mele
na Hinaleimoana Wong ka ‘ōlelo
E welo mau loa ku‘u hae aloha
I ka nu‘u o ka lewa lani lā A e maluhia no nā kau a kau
Eō Hawai‘i ku‘u ‘āina aloha
E ku‘u lāhui e
Wiwo ‘ole e
Kū kānaka e
‘Onipa‘a mau Ua mau
ke ea o ka ‘āina i ka pono
Ua mau ke ea o ka ‘āina i ka pono
和訳
祖国のために
作曲 ジョシュ・タトフィ
歌詞 ヒナレイモアナ・ウォン
私が敬愛する州旗が揺れを増す
ここ1年はこの空高くまで
いつもいつまでも、平和と静寂の中で
その名を称えよう、ああハワイ、私の愛する祖国よ
私の国家へ告ぐ
大胆かつ勇敢であれ
先住民として立ち上がれ
己の地で不動であれ
常に我々の正義の中に在る、この我々の地の自由のために