年金と少子化

#年金と少子化

今日、年金更新の会話をした。
その人は「せっかく年金払ったのに早く亡くなったら損だな」と言っていた。
こんな考えの高齢者は多いが、年金は積立預金ではない。
年金は現役世代の人たちが納入した年金が受給者に支払われている。
少子化が進めば資金も減るため、受給額が減る。
そういう仕組みだ。
本当は過去に無駄遣いをしなければ、もう少し余力があったのかもしれないが・・・

会話の中で「少子化対策として出産した女性に、1人産むごとに300万支給すればいいのに」と私が言ったら、「竹中平蔵さんも同様のことを言っていて、1人1,000万円と言っていたけれど、反対する人もいるから実現は難しいだろう」と言った。
それは当然、言った自分も反対だということか。

健康保険に申請をすれば出産一時金が支給される。
しかし、それは医療機関への支払いや子育ての準備費用等でほぼ無くなってしまう。
出産を機に退職を求められる企業もいまだにあるし、産休・育休を取得できたとしても、産休・育休期間は無給休暇となり収入は激減する。
退職した場合は、出産前と同様に働ける環境を手に入れることが難しい。

私の思い込みかもしれないが、子供達にお金を出すのが嫌いな高齢者が結構いる。
少子化対策に多額の資金を費やすことに反対しがちだが、少子化は年金受給額に直結していることを知ってほしい。

#今日の幸せ 🍀

• 色々な人とたくさん話すことができた

• 大雨の影響無く過ごすことができた

• 今日も平和