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#17 恋人繋ぎができない

恋人繋ぎというよりは、つかみ合いかなw

例のホルモン注射の経過を記していこうにも、さほどの変化もなく。
4回目の接種から1週間後に、
はやり病にかかったり(体重が成人後、最軽量を記録!)
5回目の接種前に、
サクッと新婚旅行に出かけたりしていた。

そして6回目のお注射後。
明らかに、今までとは違う症状に見舞われた。
ひょっとすると、徐々に症状が強まってきていたのかもしれない。

これまで、指の関節や付け根、かかとのモニュっとした違和感が、
はっきりと強い痛みとなって出てきた。

朝の起きたては、指が痛くてゆるいパジャマズボンの上げ下げに
ヒィ~と声が出る。
シャープペンシルの芯をカチカチ出すのも、痛い。
肩を回せば、とんでもない痛みと共にパキパキ、ゴリゴリ、
聞いたことのない音がする。
しゃがめば、膝が痛い。

都度、報告&相談をしていた友人からは、
指が痛くてお皿を割ったという話を聞いていた。
私は、ついに卵を落とし、焼きたての魚を菜箸から落とした。

これまでの痛みは、さすったり、動いたりしているうちに
緩和されていったのに、
静かにしていてもジワリジワリ、グニュグニュと、痛む。

そういえば、昔。
母とじゃれ合って、手をつかんだ時に、
「親指が痛いからやめて!」と言われたことを、思い出した。

そうだったんだね・・・(==)

漢方薬は効かないから出しませ~ん

エストロゲンを抑えることにより現れる
更年期的症状に対処するため、漢方薬を処方してもらっていた。

3回目の接種後には
ぽっちゃりさん向けの ツムラ25 (桂枝茯苓丸)を。

特に改善が見られなかったことから
4回目の接種後は
ほっそりさん向けの ツムラ24 (加味逍遙散)に変更。
「やっぱりチャックさんは、ほっそりさん向けがよかったんですかね~」
という明るい先生のコメントとともに。

しかし、このツムラ24号も、変化みられずで、
5回目の時には、何の説明もなく ツムラ23 (当帰芍薬散)が
処方されたのでした。

そして、やっぱりというか、このツムラ23号も、変化みられず。
もう漢方薬は処方されなかった。


正直、漢方薬の効果の程はわからない。
何も薬を飲んでいない今現在、更年期的症状が最も、酷い。

これまで、ツムラ25号か24号か23号が、
あの程度の症状に、抑えていたのかもしれないし、
そうじゃないのかもしれない。

とはいえサウズダウンしていたので

6回目のホルモン注射接種前に、薬効を確認するため内診があった。
もはや、これっぽっちの恥ずかしさもなくなり
診察椅子にササっと足を開いて座っている自分に驚く。

「うわ~、チャックさん。お注射効いてますよぉ。
 7センチオーバーの時は、ドン引きでしたけど、
 今、だいたい5センチくらいです。」

子宮筋腫が見つかった際のサイズは、6.6センチ。
半年間の経過観察の間に、7センチオーバーとなり
治療がはじまったわけだが、
なんと驚きの5センチクラスにまで小さくなっていた。
(5センチって小さいのか!?)

チョコレート嚢腫にいたっては、
エコーでは確認できないくらいの大きさになっていた。

ということで。
半年以上は継続できない、ホルモン注射ではありますが
一旦、これにて終了。
次からは、やや弱めの飲み薬になるとのこと。

質問はありますか?と、明るい先生が言うので。
その飲み薬は、いつまで継続して飲むものですか?と聞くと…

「それは、大変よい質問ですね~ チャックさん」

って、なんか、イチイチ (==)

「え~と、50歳くらいまでかな~~
 あくまで、平均的な閉経年齢としてみた場合なんですけど。
 でも、たまに女子力が高い方は、55歳くらいまでかかっちゃったり
 しますけどね~」

と、ニッコニコの明るい先生。

って、ことは・・・
筋腫の様子をみながら、50歳までは薬を飲み続けることになるのか。

なかなかの長期戦だな、こりゃ。
とりあえず、命の母でも飲んでみるかな~

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