荒川防火水槽研究会

仕事は農産物の貿易関係。名前は趣味のブログからそのまま使ってます。

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TOEICスコア900点でアメリカ駐在したが全く英語が使えなかったので、最初から勉強し直して会得した学習方法の話

 農産物の輸入の仕事をしています荒川防火水槽研究会と申します。名前は趣味のブログからそのまま使っています。  これは「TOEICスコア930点でアメリカ駐在したが全く英語が使えなかったので、最初から勉強し直して会得した学習方法の話」です。  #英語学習  まずは個人的な経験をお話しさせてください。  私はTOEICのスコアが930点あったので英語が出来る人に思われて、アメリカ駐在を3年間しました。頑張って勉強して930点取ったので少しは通用するだろうと思いましたが、予想

¥350
    • 家の中が片付かない2つの法則

      来年の引越しを前に、去年の12月から始めた家の片付け。でもなぜ1年前から続けているのかって? 究極のミニマリストである私に対して、配偶者様は典型的な「捨てられない」「整理できない」タイプで、1階も2階もモノで溢れています。どの程度溢れているかというと、家の中のペンとかクリアホルダーなどの文房具を集めたら「大きめのダンボール3個分」になったくらいの溢れ方です。文房具屋さん? 本人は体力もないし、引越し準備の作業はムリだ!と判断し、時々うちの子にも手伝ってもらいながら、週末ご

      • ウン十年ぶりに高校数学をやってみた

        うちの子高3がまだ中学の時、学校の数学について行けなくなりました。帰国子女なので小学校の算数があやふやだった影響もあったみたい。 生活全般に自信を失って見えたうちの子を見て、一肌脱ごうか!と、高校1年になった子供の数学の家庭教師をすることになりました。 ただ私自身は文系なので、数Ⅱまでしかやっていません。一方うちの子、プログラミングは得意で理系の道を行きたい。理系だといつか数Ⅲもやるのか…という不安を抱えながらの船出でした。でもウン十年振りに数学を学び直すなんて滅多にない

        • ドイツヴァイマール時代のハイパーインフレについて調べてみた

          日本にもインフレの波が来ています。政府財政や貿易収支の悪化、為替の円安などから「いずれハイパーインフレになるのでは?」と考える人も、おられるようです。 実際にハイパーインフレが起きた国として、アルゼンチン、ベネズエラ、ジンバブエなどが挙げられます。ただこれらの国は、新興国または中進国であること、資源国、政府体制の違いなどから、今の日本と単純には比べられません。 やはり最も参考になるのは、第一次大戦後のヴァイマール時代のドイツではないかと思いました。そこで、アダム・ファーガ

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          子供と沖縄の戦争遺構を見に行って来た

          休みを利用して、沖縄に行って来ました。 沖縄には出張で頻繁に来ていたけど、仕事に関連する所しか行ったことがなく、メジャーな場所は全てスルーだったので、今回は子供と一緒にまとめて回ることに。八原博通「沖縄決戦」を読んで、戦争遺構をめぐることにしました。 レンタカーが予約しにくいのてタクシーで移動。小禄の旧海軍司令部壕→ひめゆりの塔→平和祈念公園を訪問しました。運転手さんは、終戦の年の1945年生まれ。今の南城市大里のご出身で、道中にさとうきびの収穫の話、ゆいまーるの話、ムー

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          ジョギングを「制約理論」で説明する

          エリヤフ・ゴールドラットは著書「ザ・ゴール」で制約理論を提唱しました。制約理論は、製造業などでボトルネックを発見し、そのボトルネックの解消に資源を投入して全体のスループットを最大化することで収益を最大化できる、との理論です。 この理論、私のような素人がゼロからジョギングで走れるようになったプロセスの説明にも、応用できるように思いました。誰かの役に立つかも知らないと思い、書いてみます。ボトルネックを順序よく解消していけば、あなたも足立フレンドリーマラソンを走れるようになるはず

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          うちの子高1に数学を教える

          うちの子高1は、小学校の途中で海外にいたこともあり、数学の成績が伸び悩んでいます。学年で下から数えた方が早い。ただプログラミングは得意なので、数学が苦手、ということでも無さそう。 成績が振るわないと学校生活の楽しさに影響しそうだったので、今年1月から毎週日曜日に個人レッスンをしています。本人も別に嫌ではない模様。 久しぶりに数1テキストを見て新鮮な気持ちと共に、一般的に「何かを体系的に教えること」について、色々気づくことがありましたので、以下書いてみます。 1 法則を発

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          ポーランド系アメリカ人とロシアの人の奥様が、ウクライナのオデッサで会った話

          ウクライナのオデッサ(オデーサ)は穀物の積出港として有名だが、ここは個人的には「知人のポーランド系アメリカ人と、彼のロシア人の奥様が会った場所」だ。なぜオデッサだったのか。今回はその時の経過を書きます。 アメリカに駐在していた時、子会社に勤めているあるアメリカ人がいた。彼はポーランド系であり、オフィスはシカゴにあった。彼によると「シカゴはワルシャワに次いでポーランド人が多い都市」らしい。 シカゴには、ポーランド系住民の街がある。一度シカゴのポーランド料理のレストランに連れ

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          さいたま市与野の古地図の謎解き

          埼京線に南与野駅があります。グリーン・ゴッデスというバンドの歌の歌詞に出てきます。この南与野駅の西側を線路に沿って南に進むと、城北信用金庫西堀支店の裏に馬頭観音や庚申塔があり、ここに手書きの古地図が掲示されています。 石造物に解説板を設置した「日向鎌倉街道石造文化財保存会」のメンバーの方が書いたものと思われます。この地図の中央を南北に走る道が、日向鎌倉街道という古道であることを示しています。 地図中央の丸印が現在地の「日向の辻」ですが、その右のお寺マークには「不ドー」とか

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          宴席のロジスティクス

          「宴席において、いかに飲み物(お酒)を切らさないように発注するか」という気配りは、コロナでほぼ今日的意義を失ったノウハウである。今や、知っていてほとんど意味はない。 しかし、物流(ロジスティクス)や兵站の観点から見た時、宴席のお酒の発注は意外に多くの示唆を与えてくれる。いつかコロナが終わり、再び宴席の必要性が出てきた時に備え、コロナ前を知らないサラリーマン諸氏のためここに記すものである。 (設定) 4人×4卓のテーブルが横に並ぶ、16人の接待を想定する。顧客は上座側の列に

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          ウクライナとロシアの地理と地形に関するワシントンポストの記事が興味深い

          2月4日付けのワシントンポストに、ウクライナとロシアの地理と地形に関する興味深い記事がありましたので、ご紹介します。 https://www.washingtonpost.com/world/interactive/2022/ukraine-russia-invasion-geography-weather/ 元々地形好きですが、ウクライナ周辺の地形はさすがに調べてなかった…まず地図を見てみます。ウクライナは黒海の北に位置する国で首都はキエフ。その北にベラルーシがあり、ロ

          ウクライナとロシアの地理と地形に関するワシントンポストの記事が興味深い

          睡眠礼賛。睡眠時間を基準に生産性を最大化する

          あなたの睡眠時間はきっちり管理した方が良い、という話。 昔、仕事がうまく行かずメンタルも結構大変だった時期があり、今ならその理由が「ショートスリーパーの人と一緒に働いていたこと」だとわかります。 睡眠不足のストレスから酒→不健康、という負のスパイラルは、今も油断するとすぐに陥りがち。 その後も"寝なくても頑張れる子"を目指してしまいましたが、"体力でなんとかなる"年代を過ぎた今、それが間違いであることに気づきました。遅いけど。ロングスリーパーの自分の場合、睡眠不足は生産

          睡眠礼賛。睡眠時間を基準に生産性を最大化する

          庚申塔の魅力とは。浦和の街歩きの楽しみ

          古い街並みに残る防火水槽を探して回るブログをやっていたので、荒川防火水槽研究会という名前です("荒川"は当時荒川区に住んでいたから)。昔の木造家屋の脇などに「防火用水」と書かれた、石やコンクリートでできた古い水槽を見つけたことがある方もおられると思います。 これまで東京や大阪を中心に300個弱を発見してきました。さすがに最近は新規に見つかる防火水槽は少なくなりましたが、今も「昔の街並み」「古いもの」「石でできたもの」が好きです。 縁があり、今は浦和に生活の拠点があります。

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          「自分の魅力を正しく利用している人」を観察してみた

          昔からの知り合いと出張で3日くらい一緒に過ごしていました。若い時に一緒に働いた先輩に当たる人。魅力的な方で、年齢は上だけど見た目も異性が振り返る感じ、本人もそのことを十分理解して人と接しています。その彼が、自分の魅力をどう"利用"しているのか、3日間観察していました。 地方の部署のトップに就いているのですが、その仕事上の使命を実現する"営業力"のために、自分の魅力を使っていました。自分の魅力を悪用しない、正しい使い方です。 なぜ観察する気になったかというと、彼の空港でのち

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          コッターの変革の8段階のプロセスを実践しようとして、8つのつまずきの石に全部つまずく

          コッター流の組織変革を実践しようとして、石につまづいている私の体験です。 組織を変えるという目的の部署ができ、そこで危機意識を高めビジョン作りをする、という仕事をやってきました。 コッターの変革の8段階のプロセスの通り、3段階目まで進みましたが、差し迫った危機がそこにあるのに、人は動かない。一部で変化を熱烈歓迎してくれる人もいるけど、多くは他人事です。大体そういうものかもしれませんが。。。 (コッターの変革の8段階のプロセス) 危機意識を高める 変革推進チームをつくる

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          「普通のオペレーション業務を担当するメンバーのモチベーションが大事」という話

          社員が使うスマホがいつまでも古いままで、全然新しいのに更新されないの何でだろう、と思っていました。パフォーマンスの高いメンバーも、旧式の使えない端末で何とかやっています。 きっと"少額のコストを気にしすぎて、却って大きなコストを発生させているパターン"なのだろう、と思っていました。でも本当は違った。 みんなのスマホの管理の担当者は、以前は全然違う職種を担当していました。しかしある時、ボスとの関係が上手く行かず、偶然人手が足りていなかった今の部署にやって来ます。 その部署

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