尊いとは

人間生きているだけで尊い。

楽しいこと、喜ばしいことを経験できる尊さ。

苦しい、辛いと感じることの尊さ。

もがいて生きているから、感じられるすべての感情が尊い。

毎日何かに怯えながら生きている人もいる。
死を目前に歯を食いしばっている人いる。

今この瞬間にある命は、尊いもので、誰かに否定されるものではない。
どんなに凹んでいても、どんなに辛い生活でも『息して生きている』それだけで、尊い。

寝たきりの人だって、呼吸している。
その人を見守って奮闘している人もいる。
介護される方もする方も、尊い生き方をしている。

全部、全部、今その存在が等い。

生きるって難しいし、苦しいことだと思う。
何となく生きている人もいると思う。
自分を傷付けながら生きている人もいると思う。

自分が生きるための行動。
向き合いすぎて、苦しくなるから鈍感力を身につける。

苦しいけれど、人を傷つけたくない。　
苦しいのを知ってほしい。
そうして、自分を傷付ける。

みんな、いきるための逃げ場を作っているだけ。

心身傷付いた分、自分を大切にしてあげてほしい。

痛くて寝られない日、辛くて寝られない日。
そんな日も尊い。

生きているって、産まれるって奇跡だから。

生まれてきたこと自体尊い。

色々な感情手に入れて、自分なりに生きやすい方法を模索して、生きようともがいている人はたくさんいるはず。

誰かと比べる必要は、ない。

今幸せなら『この世で一番幸せ』って思うのは自由。
今辛くて『この世で一番不幸』と思うのも自由。

不幸にも幸せにも、どっぷり浸かりたい人はいる。

だから、『私は幸せだけど、あの人よりは幸せじゃない』って考えたり、『辛いけれど、あの人の方が辛そうだから我慢しなきゃ』って考える必要はない。

自分が今どう思い、感じることが大切かなって思う。

それを考えられる頭が心があることは、尊いこと。

自分の人生の主人公は、自分なんだから。
そういう私も、自分をモブに考えている。
でもモブにはモブの良さもある。

公平でも平等でもない、世の中。
ただ『死』だけは、みんなに与えられている。

自分から向かうか、死神から来られるか。
誰にも分からない。
　
ただ、自分から向かう人なら折り返すこともできる。

自分の知らないところで、誰かが自分を必要としているかもしれない。

私は色々な感情を、尊き宝物のして大切に生きていきたい。
そして、自分の大切な人も尊き存在として、大切にしていきたい。