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カレーのルーを使った混ぜご飯

エッセイ系の、感想やら語りの入った実験レシピの記事です。純粋なレシピを探している方はご注意を。在仏。

⬇️こちら⬇️の記事を書いていたら、おまけ部分が長くなりすぎたので記事を分けました。

上記の記事でに既にいくつか試し済み。シチューのルーの代わりに、今回は「こくまろカレー」のルー2キューブ、スープの素、これまた両親が送ってくれたコンビーフ缶80gに冷凍野菜で炊いてみた。このためにお米も買ってきたー!


お米を浸す

シチューのルーを使った混ぜご飯同様、いつも使っている瀬戸物の器で、お米自称二合に大麦一合、あわせて三合を洗い、水に充分浸す。お米(長米)はしっかり浸さないと駄目なんだよ。あと普段、大麦は水に浸さず直接投入して炊いている。

こっちのお米って、下手すると小さい石が入ってたりするんだわ。洗う時は気をつけないといけない。それでも残っちゃって、歯がおかしくなるかと思うことが数年に一回はあるかな。外で食べるときもだよ。

お鍋にセットする

まず前回の反省から、お米を半分入れて、ルーは入れずにコンビーフ80gのみを置いて埋める。

使用した80gのコンビーフ

コンビーフはその方が、味が出そうな気がしたから。そしてスープの素一個。

日本のスープの素より大きい。中央の白い部分を引っ張って、線を一周回し開く
これは2回目の牛肉大和煮。水は3合分強。中央右にある長方形がスープの素、今回は半分。白いのは油脂。

それから残りのお米を全部お鍋に入れ、その上にこれまた両親が送ってくれた「こくまろカレー」を二かけらを置いた。

ルーを2つお米の上へ。シチュー混ぜご飯作りでの経験より

もちろんいつものように冷凍野菜もね。この野菜ミックス、たぶん色んな商品の切端を集めたんだと思うんだけど、小さいから火の通りが早い。

グリーンピース・人参・いんげん・カリフラワー・じゃがいも・長ネギ・セロリの親戚のセルリアック(根セロリ)と種類も豊富。凍って一塊になっているのを、台の端に何度か叩きつけて分解。そして投入。

分解してもまだ小さな塊が沢山。でも炊いてる内に溶けるだろうから気にしない。このまま行くよ

ルーはお米の上に置いたほうが、炊きあがったときにドロドロの固まりが見えて、ムラの無いような状態で混ぜられ効率的。これ、シチュー初回版のときに学んだこと。

お水は、3合強入れた。長米だしゆっくり炊きたかったから。ただの白いご飯なら30分ぐらいで炊けるよ。

そしてお鍋を火にかけて炊き始める。炊飯器なんて持っていないのでございます。

お鍋中央辺りが白く見えるのは、野菜が凍っているから。温度差で

今までと違って、カレーの凄くいい匂いがする。やっぱり使われている香辛料の関係だろうか。

綺麗に炊きあがりましたよ〜。2つの茶色いのはルー

混ぜる

炊きあがったものをしっかり混ぜる。ホワイトシチューと違って、カレーだけに混ざっているところと、いないところが一目で分かって良い。コンビーフもいい感じに崩れて全体に均等に混ざってくれた。

お米に白い部分があるように見えるけど、ちゃんと混ざってるよー

いただきます!

熱々をお茶碗代わりの器によそって準備完了。いただきまーす。

そうしたら、何と!これカレーではないですか!カレーの混ぜご飯でも、カレーピラフでもなく、食卓でルーとご飯が混ざったときに感じるあの味だよ!ドライカレーでもない。何を言ってるのか分かんないかもしれないけど、カレーそのものだよこれ!

ルーを使ってるんだから当然カレー風味になるとは思ってはいた。しかし、ここまでカレーとは!作った本人もビックリ。

シチューのときと違い、長米にも関わらずご飯はパラパラじゃない。丸米で炊いたみたいに固まっている。ルー1個の大きさが、カレーの方が大きいから粘着するのかもしれない。

コンビーフは、目では大いに確認できるものの味での存在は感じられなかった。次、使わずに作ったときには『ごんぎつね』のように「コンビーフ、おまいだったのか。あの味を出してくれたのは」と、なるかもしれないけど。

とってもおいしかったよー!おかげで止められなくて、食べ過ぎてしまった。これは本当にお薦め。正直シチューのルーより凄かった!

野菜も取れて、肉や魚など入れても入れなくてもいいしアレンジも効く。お手頃価格で簡単で美味しくて大満足。

ルーと缶詰を送ってくれた両親に感謝。ありがとねー。すごく役立ってるよ〜。ごちそうさま。食べる時はチンすればいいだけだし、また作れそう。

二回目

というか、前の写真でわかるかと思いますが、実は、もう二回目作りました!牛肉大和煮の缶詰90gで。

今回は大和煮。煮凝りではないけど、もったりした汁入り。お水を量る前に缶に入れて濯ぎつつ使用。無駄は一切せぬ

味が濃そうだったので今回はスープの素を半分にして。かき混ぜたらお肉もコンビーフのように崩れました。肉を濃く甘く煮てるせいか今回のほうが、アクセントが効いてた。

正直、見た目がほぼ同じ。お米の白く見えるとこも、ちゃんと混ざってるよー

いや美味しかった!止められずやっぱり食べすぎたー…。学ばない人。

カレーそのものの味なんだけど、カレーと違って明らかに見た目で「一皿」ってならないからじゃないかな。お茶碗もどきによそうから、食べてる量の感覚が狂うのかも。そこが難点かな。

そのときの気分次第でアレンジがいくらでも効くズボラなとこが、このレシピのいいところ。食作りに難を持ってる者としては、大満足でーす。

次はルー、一つにしてみようかな。これはこれで食べすぎるほどおいしいんだけど、一つだとパラパラになるかなと思って。あとカレーの味が十分するんで、次からはスープの素を入れなくてもいいかも。また実験。やったら結果を追加報告するね。

で、日本で美味しいお米が手に入る方。特に新米とか。それは普通に白いご飯として味わって頂きたい気がするなあ。ちょっと難ありのお米のときに力を発揮するレシピです。

レシピ

お米(長米)      2合
大麦         1合
カレーのルー     2キューブ
コンビーフ缶     80g
冷凍細切こまぎれ野菜    好きなだけ
水          お米3合分強(注)
スープの素      1つ(日本のより大きい)

(注)水は、日本の普通のお米なら3合分で良いかと

ボタしゅけ

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