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【生産性向上】やる気が出ないときにやる気を出す方法教えます

仕事や勉強など、目の前にあるタスクに取り組もうとしても、やる気がでないことは誰にでもあるでしょう。

そんなとき、有効なのが「作業興奮」という心理現象です。

こんにちは、Bosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。

この記事では、作業興奮について詳しく解説し、それをいかに日々の生産性向上に役立てるか共有します。



作業興奮とは

まず、作業興奮とは何かを理解しましょう。

心理学者クレペリンによって提唱されたこの概念は、「やる気が出ない状況でも、一旦作業や行動を開始すると、やる気が出てくる」というものです。
思い当たる経験はないでしょうか。

面倒だと感じていた仕事も、いざ手を付けてみると、案外スムーズに進んでしまうことがあります。

これはまさに作業興奮の効果と言えるでしょう。

作業興奮が起きる理由

作業興奮は、私たちの脳内で分泌される「ドーパミン」という神経伝達物質が一役買っています。

ドーパミンは通称「やる気ホルモン」とも呼ばれ、物事への意欲や集中力を高める作用があります。

つまり、何か行動を開始すると、脳がこれを「報酬」と捉えてドーパミンを分泌し、その結果としてやる気がわいてくるのです。


やる気が出ない時の利用方法

では、やる気が出ないときに作業興奮をどう利用すれば良いのでしょうか。
簡単な答えは、「行動すること」です。

具体的には、取りかかりやすい小さなタスクから手を付けてみましょう。

例えば、勉強するにしてもまず机の上を綺麗に整えるところから始める、ランニングをするなら前夜にシューズを出しておくなど、ちょっとした準備から始めてみるのです。

これによって、行動へのハードルを下げ、結果として行動を起こしやすくなります。

小さな行動でも、一度腰を上げてしまえば、ドーパミンの分泌が促され、作業興奮が発生します。

すると、次第に「もっとやりたい」「もう少し続けてみよう」という気持ちが芽生えてくるのです。

こうして、最初はやる気が出なかったタスクも、驚くほどスムーズに進めることができるようになります。

このようにして小さな成功体験を積み重ねることが、自信を築き上げ、更なる大きなタスクに挑戦する勇気をもたらします。

この循環を繰り返すことで、日々の生産性を着実に向上させていくことができるでしょう。

まとめ

作業興奮という心理現象を知り、活用することで、最初の一歩を踏み出すハードルを下げ、タスクへの取り組みやすさを高めることができます。
一度、行動を始めてしまえば、やる気は自然と湧いてくるものです。
小さなステップから始めて、作業興奮で生産性を上げることをぜひ実践してみてください。

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以上、Boschでした。

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