読了記録#4 自由の丘に、小屋をつくる
こんにちは!本屋のたまごです🥚
とうとう鳥取県若桜町へ移住しました。最近は、引っ越しや新婚旅行などで投稿ができていませんでした、、
これから、もう少し荷解きやらが落ち着いたら、改めて投稿を再開していきます。よろしくお願いします🤲
さて、今回は、読了記録#4として、川内有緒さんの『自由の丘に、小屋をつくる』(新潮社)を紹介します。
Summary
東日本大震災を機に、大量消費をするだけで、物を生み出すことができない無力さを感じた筆者。
こうした「暮らしの不安」を、生活の知恵と技術を学ぶことで、「生きる力」に変えようとセルフビルドの小屋を作り始めた。
筆者の周りの有志の人々と、娘のナナは、互いに協力し、自分の手を動かすことで物をつくることの困難さと喜びを学び、分かち合っていく。
Review
筆者が小屋をつくることで得たかったのは、大量消費社会の中で、時代の価値観に左右されない生活の軸だったのかもしれない。
こうした軸は、物を買うために働き、消費するというサイクルの中で生きる人々にとって、生きるのに必要なエネルギーであり、癒しになっているのではないかと感じた。
筆者の愛娘、ナナの子供だからこそ持つ視点や、世界の感じ方にも癒やされることができる一冊。
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