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読書メモ 電子立国日本の自叙伝 4

電子立国日本の自叙伝 4
相田洋

日本が半導体分野で世界をリードしていた時代の背景と、技術者たちが直面した苦難を描き出す。

技術者の視点で、国産IC技術を確立しようと奮闘する姿は、同じ技術に携わる者として奮い立たされるものがあります。

日本の持つ技術のポテンシャルと、粘り強い努力。
ひしひしと伝わってきました。

アメリカが軍事と宇宙開発を背景にIC技術を飛躍的に進展させる中、日本は独自の道を模索していく必要があった。

特許権という大きな障壁に苦悩しつつ、日立や東芝、三菱といった名だたる企業が生み出した国産集積回路の開発過程を追い、まさに熾烈な「電卓戦争」を描いています。

当時の日本の技術者たちが経た困難な道のり。
いかにして、かつての日本が独自の技術を切り開いたのか。

日本はかつて技術において世界一を誇った。
そんな歴史を思い出したい方はもちろん、そんなことを知らない今の若い人たちに、ぜひその事実を知っていただき、自分たちもできるんだ、という思いに駆られてほしい。

当時の熱気と苦労が鮮明に伝わってくる本書。
技術者たちの奮闘に感謝の念を抱き、日本の技術力に未来に繋げていくためにもぜひ読んでみてください。

電子立国日本の自叙伝 4
相田洋



 
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