#読了
【読書メモ】『太陽のパスタ、豆のスープ』(宮下奈都、集英社)
2020.4.17 #読了
誰かに勧められて買ったようそうでないような。コ本やのショップカードが入ってきたからそこで買ったんだろう。
結婚直前に破談を言い渡された主人公のあすわご途方に暮れながらも人生を立て直していく物語。あすわの幼さにイライラさせられるところも多いけれど成長譚なのでそこはそれ最後のためのスパイスのようなものである。
読みながら考えたことを。キッカケはこの部分。
【読書メモ】『情報環世界 身体とAIの間であそぶガイドブック』(渡邊淳司・伊藤亜紗・ドミニクチェンほか、NTT出版)
2020.4.15 #読了
BOOKSHOP TRAVELLER 間借り店主・ぼくはきみできみはぼくさんからご紹介いただき読む。
この前、アップした『世界はなぜ存在しないのか』にもチラッとだけ出てきたし、まだメモを書いていない『人工知能のための哲学塾 東洋思想編』にも出てきた概念「環世界」。
元はユクスキュルの『生物から見た世界』(岩波文庫)で提唱された概念みたいだけど、つまりは
【読書メモ】『コンヴィヴィアリティのための道具』(イヴァン・イリイチ、筑摩書房)
『さよなら未来』に何度か出てきた本なので読む。資本主義社会に対する根源的な疑義ってことだと思うのだけれど、資本主義社会にドップリ浸かった自分には本書の「自立共生的=コンヴィヴィアル」な道具の存在を本書の指摘する通りまったく想像もできないし何なら反発すら覚えてしまった。
一方で根本から違う価値観については反発を覚えるのが当然であるし、資本主義に問題があるのは当然だと思うし、その資本主義を超える
【読書メモ】『コテージのビッグ・ウェンズデー 半芸術編』
1月。誠光社で買う。堀部篤史さんの作る本はどれも独特の佇まいがあっていつも気になっていたのだけれど読み物を読むのはこれが初めて。
取材のときに感じたことは堀部篤史さんという人はやりたいことをした結果として本屋をやっているということで、「本屋として……」みたいなことを全く言わなかったということだった。
そこが本屋好きとしては面白いところだったけれども本文は本についての話だからここは端折る
【読書メモ】『在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活』
自分の好きなことを追求する。簡単なようでいて難しいことだが、それが本業でないときは難易度は跳ね上がる。本書はそんな難しいことを実践し、かつ、論文発表や学術誌への掲載など一定以上の成果を出してきた在野研究者の人々の声をまとめたものである。
一人一人まったく違う環境で全然違う方法論で自らの研究に向き合っているのが面白い。というのもフリーランスとして活動していて、制度に回収されない世界ではマニュア